2015年03月15日

となりの山劇 No.095 カラリオを買った その2

となりの山劇シリーズ


プリント用紙について考えてみる


 話がそれたけど、そんな訳で、今のところこのカラリオで大満足している。まあ、写真画質というだけの話をすればアルプス電気から出ているマイクロドライ方式による昇華型プリンタの方が上かもしれないけど、昇華方式に切替えた時のランニングコストがすっげー気になるところ。

 さてさて、毎日毎日プリントして遊んでいて気がついた事がある。それは選択する「用紙」による画質の違いだ。

 いままで使用していたプリンタがプリンタだったからあんまし気にもしなかったのだが、パソコンショップのサプライコーナーには昨今のカラープリンタの流行を受けてか、さまざまなメーカーからプリンタ用紙が発売されている。紙素材も様々だが、白色紙に限っていうとおおまかに4つのランクがある。

<1>ごく通常のインクジェット用紙
画質は気にならないが、上質紙のように色がにじむのはイヤダという人向け。実売価格は100枚で700円くらい。

<2>高画質タイプのインクジェット用紙
エプソンでいうところの「スーパーファイン用紙」。コート紙系の用紙で、表面の平滑度がとても高い。表面の色はなんとなく青味がかっている。シャープな画質が売り物。仕上がりはマット調になる。実売価格は100枚で1000円くらい。

<3>光沢紙タイプのインクジェット用紙
この用紙は、コート紙の表面を鏡面仕上げが施してあり、高画質タイプよりもさらに平滑度が高く、文字通り表面に光沢がある。プリンターの写真画質は、この用紙を使用しないと生きてこない。20枚で1000円くらい。

<4>フィルム素材のインクジェット用紙
このタイプの用紙は「紙」ではない。カラープリントに使用する印画紙を連想すればいいだろうか。この用紙はベースが紙でも表面はフィルムだったりする。あるいはそのものズバリプラスチック素材だったりする。このタイプの用紙の平滑度はさらにワンランク高く、非常にコントラストの高い画質が得られる。ただし、インクが乾くのが非常に遅いので、プリントアウト後は暫く乾燥させる必要がある。実売価格もまたワンランク高く、20枚で1800円くらい。

 とまあこのようにいろーんな用紙があった。さらに細かく調べると、同じグレードの用紙でも、紙の色が微妙に違う。僅かに黄色がかった紙から青味がかった紙まであり、ブランドが違うと印刷仕上がりも微妙に違う。

 なんでこんなに用紙に詳しいかって? そりゃあま、片っ端から購入して試してみたからです。ここでひとつ言える事は、プリンターメーカー純正の用紙は高いけれど、やっぱり一番マッチングが良く、画質も良好だったという事です。

 なんだか随分長くなったけど、最後にもう一つだけ。それは、パソコンショップのプリンターコーナーでデモをやっている実際のプリントアウトサンプルのこと。

 まぁ自分もそうなんだけど、実際にプリンターを購入しようとする際に、各機種のプリントアウトサンプルを集めて検討するよね。んで、価格と画質と性能を検討し、一番自分のニーズに合った機種を選択する。・・・とまぁこんな流れがフツーではないかと思うのだが、ここでいうサンプルってやつにひとこと言いたい。

 確かにあのサンプルを見れば高画質であるのが一目瞭然なのだけど、それでいざ購入してから実際に自分で出力してみると、あのサンプルで見たような鮮やかな色で出力されないよね。

 ここで大抵の人は「あれ?」と思うわけなんだけど、良く考えてみればそれは当然の事。あのサンプルは、そのプリンターの画質性能を最大限に引き出せるように作ってある。つまり、色のダイナミックレンジや、コントラストや、解像度によって、そのプリンターに最適になるように作られている。

 だから、自分でプリントアウトする時もそういったデータの作り方をすればいいのだけど、こればっかりは経験の数が物を言う問題であり、ハード的な問題であったりする。

 最近はデジカメが流行していて、今んトロコ35万画素というオモチャのような機種がメインで売られている。35万画素という性能は、モニタで見る分にはいいけれど、プリントアウトに耐える事が出来ない。

 それでこの頃はそーいった事に気がついたのか、100万画素クラスのデジカメが登場し、価格もこなれてきたようだ。しかし、その100万画素でさえも高画質を保持しようとすると、サービス版プリントの大きさが限界であろう。

 となると残る手段としてはフツーのカメラで写真を撮影して、「スキャナ」を使用する事になる。このスキャナにもいろんな機種があって、さまざまな性能がある。ここでもし色にこだわるならポジで撮影し、ポジ専用スキャナでスキャンするのが最適だけど、自分も含めてほとんどの人はそんなスキャナは持っていない。

 やはり写真プリントを平台スキャナで取り込むのが一般的である。もし元がサービス版で、それをA4位に伸ばしたい場合ならば取り込み解像度を600dpiは確保したい。

 ここで注意だが、疑似解像度では画質が落ちるので、あくまでも光学解像度で勝負することが基本。こうして取り込んだデータを例えばフォトショップに持ち込んでから出力すればプリントが出来上がる。レイアウトソフトに持ち込んでもいい。

 とまあ、このような流れが一般的なのだが、ここで問題がある。それはカラーマッチングである。簡単に説明すると、モニタの表示色が正しいというのが大前提として、スキャナの癖を把握し、正しい色でスキャンできるようにスキャナドライバを調節する。最後にプリンターの癖をよくつかみ、プリントドライバを調節するのです。実際にはこれが、実にやっかいで難しい。

 残る手段は綺麗にプリントアウト出来るように写真に補正をかけるのです。これまた簡単に申し上げると、色的な補正をしてから若干コントラストを調製し、最後にアンシャープマスクを適量かけるのです。これでやっと素材が出来上がります。

 なんだかのーがきばっか多くなってしまったけれど、とりあえず、かような具合で、お手軽なカラープリントを楽しんでいます。・・・おあとがよろしいようで。m(__)m

※注意
いや~、話が古いねぇ。PM750とか、9500とか、fxだってさー。もう笑っちゃうくらいに古いね。デジカメなんかも今じゃ200万画素クラスがあたりまえ~。普及クラスでも400万画素に手が届きそうだ。んでも、きっと今の時代の性能もいつかは時代遅れになるのだろうね。



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posted by サンタ at 09:13
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