山劇コミックシリーズ
先の展開が全く読めない面白さ
独断と偏見的評価: ★★☆☆ (2013年2月15日現在)
<状況:全巻完読>
<状況:全巻完読>
正直今更三国志なんて登場人物も決まってるし、大筋の流れが決まってるし。 だから皆揃ってキャラを美化することばかりやっててさ、 すっかり飽きてるのさ。 そもそも最初に横山版をどぉーんと読んでしまってるので、 以降何を読んでも亜流の域を出ていない感じがする。 今まで唯一期待してたのが「蒼天航路」だったわけだが、 最初の出足はよかったものの途中で完全失速。 最後は完全ウダウダになって終わった。 ということで今回の三国志はどうだ。 事情によりまだ三巻しか読んでないのだが、面白いんだこれが。 登場するキャラは同じだが、ストーリー展開が完全創作系w そのキャラも微妙に性格が変えてあり、劉備はまぁ、アレとして。 関羽と張飛の小物感がたまらない。 その関羽もやたら神経質で小さなことをいつまでもウジウジしてるし。 呂布よりも曹操のほうが遥かに悪党面で暴力的だし。 横山版で渋い役所だった趙雲子龍に至っては、アレだし。 いいよ、すっごくいい。 これだけ先が全く読めないマンガも珍しい。 でもな、この漫画を200%楽しむ為には、 先に横山版を制覇しておいた方がいい。 そのほうが絶対楽しめる、 間違いないって。
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ラベル:歴史
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