2015年04月08日

となりの山劇 No.125 話にならない話 その8

となりの山劇シリーズ


こちらは何処で購入してもいいんだよ


 ある顧客からの依頼で、MAC一式を購入するために、某マートへ行った。その店に希望する全てが在庫としてある事は既に確認済であった。

「この本体と、モニターはこれ。あとはあれとこれと、このソフトと、それからえ~と、このプリンター。これで全部。」
「あ・・・このプリンターは今在庫切れです。」
「え? 昨日確認したときにはあったじゃん。」
「申し訳ありません」
「本当に無いの?」

 営業マンが何やらパソコンを操作して・・・

「やっぱりありません。入荷の予定も未定です。」
「あ、そ。じゃあ今注文した一式の荷造りを進めておいて。プリンターを近くの店で購入してくるから。」

 そう言い放つと、さっさと近くの某電気へ行ってお目当てのプリンターを購入してきた。再び某マートに戻ると、カウンターには別の店員、恐らく先程注文を取った人の上司らしい人が店内に持ち込んだ荷物を見て目を丸くしていた。

「そのプリンターは、どうなさったのですか?」
在庫が無くて入荷がわからないと言うから、別の店で購入してきた。
「すいませんが、誰が担当でしたか?」
「あそこの、あの人です。」

 その方向を見た瞬間、その上司の顔が渋くなったのが見えた。準備が出来た注文したMAC一式を持ち帰る際、その販売担当者が上司に呼ばれているのが見えた。

「例えここに無くても、あっちの方にも聞いてみたの?・・・・・」

 会話はそこまでしか聞こえなかったので、そこから先は知らないけど、かつて大須の某PCショップでインクジェットプリンターを購入した際の話。その時、目の前に『売約済み』の箱はたくさんあるんだけど肝心の在庫が無かった。無いものは仕方ないかな~って思っていたら、

「少々お待ち下さい。」

 そう言うと、パソコンと電話を駆使して、何かを確認したようだった。そして、今目の前にある『売約済み』の札を剥がしたのです。

「どうぞ、これをお持ち下さい。」
「だってこれ、売約済みだったんじゃないの?」
「お引取り日迄に入荷する事が確認できましたので、大丈夫です。」
「それじゃ、遠慮なく貰っていくよ。」

 こうやって『売約済み』を剥がすってのもどうかとは思うのですが、何となく、絶対に客を逃さないっていう意気込みが感じられるじゃないですか。もしかすると綱渡りかもしれないけど、1台でも多く売る。目の前のお客を満足させる。という気持ちは販売店としては合格だよね。

 それに比べるとねぇ。・・・お粗末ですな。



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posted by サンタ at 15:02| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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