2015年04月02日

となりの山劇 No.105 JR電光掲示板の話

となりの山劇シリーズ


最近は改善されてきたみたいなんだけどね


 何時も通りJR千種駅から名古屋行き最終に乗って、金山駅で大垣行き最終に乗り換えて・・・と思っていたら、定刻になっても電車が来ない。そしてら急にアナウンスがあって、一宮木曽川駅間で事故の為列車到着が50分程遅れる見込みと言う。只でさえ最終電車は金山駅の乗り継ぎが悪く、しっかり15分も待っていたのにィ。その上さらに50分も待ってたら、ウチに着くのが2時になってしまう。

 と言うわけでウチに帰宅するのをさっさとあきらめ、その場で鶴舞の実家に「泊まるからよろしく」と連絡してから再び中央線のホームに戻ると、丁度間もなく多治見行きが来る様だったのでラッキーと思っていたら、定刻を10分過ぎても電車は来ない。さらに言うと、東海道本線のように列車が遅れるというアナウンスひとつ無い。

 おっかしーなーって思っていたら忘れた頃にアナウンスがあり、先の事故の影響で名古屋駅を16分程遅れて発車する予定だと言う。早く教えろよ。というより、なーんで名古屋始発で遅れるかなーって思う。名古屋行きは定時通りなのに。

 それでもなんとか遅れてきた多治見行きにさっさと乗り込み、次の鶴舞駅で下車して、小腹が減ったんでそのままサークルKへ立寄ってから実家へ転がり込んだのであった。時刻にして午前1時少し前。

 事故の影響で電車が遅れるってのは仕方ないから別にいいんよ。ただ、あの時間だとね~、他の交通機関、この場合例えば名鉄に切換えれる人達はさっさと名鉄へ流れて行ったんだけど、他に方法が無い人達は待つしか無いんだよね。昨日は風があって寒かったからなぁ。待つってのもつらいなぁ。それで何時も思うんだけど、そういう情報って、もっと早く、しかも正確な情報が欲しいよね。東海道本線のアナウンスがあったのが定刻を過ぎてからだったから、名鉄の最終にも間に合わなかった人達も多いと思うよ。多分。

 つい、いろんな事を書いてしまったけど、終わった事はどうでもいいんだよ。事故があった際の説明不足ってのは決して今に始まった事でもないし。ただ、前々から気になっていた行き先表示の電光掲示板の表示のクセを改めて確認した事って事かな。

 一応JR金山駅に限定って事にしておくけど、最近の電光表示ってさ、『電車が来ても来なくても定刻になったら次の時刻に切り替わる』ようになってません? だから、電光表示を見ても現在電車がどれくらい遅れているのかさっぱりわからないし、次にどんな電車がやって来るのかもさっぱりわからないんだな。昔の「パタパタ式」の時はそんな事無かったような気がするのだが。

 だから、次にやって来るのが10両編成のつもりで並んでいたら、やって来たのが3両編成で、ホームに並んでいた客が泡食って殺到するってパターンをよく見かける。

 流石に豪雨で冠水不通とかいう場合はマニュアルで切換えるのだろう、ちゃんと現実に合った表示になっているし、テロップも流れるからそれなりに役に立っているとは思うんだけどね。これが割と日常的にあるような、例えば15分程遅れたようなケースでは切り替えてくれないみたいね。

 それから最近は無くなったみたいだけど、少し以前には『電車が到着する少し前に次の時刻に切り替わる』ってのがあったね。これは想像するに『駆け込み乗車防止』のつもりだったと思うんだ。電光表示が次の電車時刻に切り替わっているのを見ると、間にあわなかったと勘違いして、通路や階段を走るのを止めるだろうってね。一見効果があるように見えるし、実際に自分も走るのを止めたけどね、これが甘いんだな~。

 実際の話、「あ~あ、間に合わなかった」と思ってゆっくり歩いて階段を下りたら丁度その『間に合わなかった筈の電車』が発車するところだった。なーんて事が続いてご覧なさい。こうなると、いくら電光表示板が次の時刻に切り替わっていても誰も信じない。表示がどうなっていようと、自分たちは取りあえず走るようになるのです。そ、結局何をやっても走る人は走る。こういう原理に駅員が気がついたかどうか知らないけど、そういう『電車が来る前に切り替わる』方式を止めて、従来通りの『発車したら切り替わる』方式に戻したみたい。

 電光表示でちょいと別の話。JR千種駅の上り側のホームに時刻の表示ではなく、いわゆる『電車接近警告電光表示』ってのがありまして、電車がやって来る時に「電車が到着します・・・」という音声と同時にテロップが流れる仕組みになっているんだよね。千種駅の上りホームにはこれが2箇所設置されているんだけど、この2つの表示が『タイムラグ』があったりするのです。つまり、片方が喋りはじめた数秒後にもう一つが喋りだす。まるで森の熊さんみたいな『輪唱』を聞いている状態になるんだね。

 これが完璧な輪唱だったらまだ可愛げがあるように思えるのだけど、この2つの表示。再生スピードが違っていたりするものだから真剣に何を言っているのかわからなくなってしまう。もしかしてアレ、わざと?

 電光表示板の件でもひとつ。これは金山駅とか千種駅ではないのですが、電車時刻表示の末尾に『到着番線』が表示されてるパターン。あれはあんまり意味がないような気がする。特にイナカの島1本の駅で番線を表示してどないせぇっちゅうんねん。という訳で最近は車両編成数の表示が多くなってきたように思えます。これは従来の番線表示の電光表示板も、プログラムの変更でなんとかならないものナンでしょうかね。
 
※以上は結構古い話です。今は違うぞとかいう話はナンセンスですから。



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posted by サンタ at 16:40| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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