2014年12月01日

山劇 No.123 初心者でも出来た!Zenfone5で快適格安スマホ生活

山劇/となりの山劇シリーズ
今のところ何の支障なくサクサク動いてます

最近巷で「格安スマホ」という言葉をよく耳にします。「格安スマホ」というのは具体的にはY!Mobaile(ワイモバイル)のスマホとか、イオンで販売されたスマホのように三大キャリアの約半額で契約販売されているスマホを指しています。

価格だけ見れば、そろそろガラケーからスマホに転換してもいいかなと思わせるものがあります。しかしその中身をよく見ると通信速度が遅かったり機種が型落ちだったり、相変わらず2年縛りがあったり、そもそも安いのは2年限定だったり。結果的に本体は分割で全額買い取りっぽいし。

それなら最初から全部自分でやればもっと安く手に入るのではないだろうかと考え、結果的にZenfone5を購入していました。

zenfone5.jpg

購入直後の記事(姉妹サイト:猫耳に念仏)
 ↓
Zenfone 5 LTE 32GB を購入してしまった


さて、そのZenfone5も国内販売開始直後に購入して以来約一ヶ月が経ったので、まずはその報告から。

感想としては思いの外快適だということです。5インチと言うサイズは手のひらにジャストフィットで文字も見易くてグッド。操作スピードや画面の動きも全く問題なし。心配していた一ヶ月あたりの通信総量も自分の利用するスタイルでは充分Wifiスポットを利用できるSIMを選択したので自宅以外でもWifiが利用できて月間通信総量を節約できるし。電池容量が少ないかなと思っていたらフル充電で丸2日持つし。これ以上のものは不要ですね。

そこで、今回はスマホ歴ゼロだった自分でも格安スマホを購入出来たという事実をもう一度検証しておさらいしてみたいと思います。

巷で様々な情報が飛び交ってますが、用意するものは主に以下の3つです。基本的に別々に用意するものですが、②と③がセットになっているSIMもあります。


①SIMフリーの本体
②通信SIM
③音声通話オプション



まず最初にLTE対応SIMフリーの本体が必要です。現在正規に手に入るのは主に以下の通り。


ZTE Blade Vec 4G (ZTE:中国)
Ascend G620S (ファーウェイ:中国)
ZenFone 5 (ASUS:台湾)
freetel LTE XM (プラスワン・マーケティング)
Ascend G6 (ファーウェイ:中国)
LG G2 mini (LG:韓国)
Nexus5 (LG:韓国)
Ascend P7 (ファーウェイ:中国)
iPhone5s (アップル:米国)
iPhone6 (アップル:米国)
Nexus6 (モトローラ)



価格も性能もピンキリ。高くても安くてもそれなりです。ちなみに今回手に入れたミッドレンジと呼ばれる価格帯であるZenfone5のスペックを書いておきますのでひとつの基準として比較してみてください。ここで注目すべきは本体メモリと本体容量です。CPUに関してはよくわかりません。


【Zenfone5】
OS:Andorid4.4.2
メモリ2GB、本体容量16/32GB(microSD対応)
ディスプレイ:5インチ(1280×720)
CPU:Snapdragon400(1.2GHz、クアッドコア)
カメラ:外側800万画素、内側200万画素
本体重量:145g
ストア価格:16GB 28,944円(込)、32GB 32,184円(込)



次に通信SIMです。これは月間でどれだけネット使用するのかによって価格が違います。しかし近頃では使いやすいスペックのSIMが各社横並びになってきて、どれを選んでも似たようなものです。ちなみの今回選んだSIMの内容を書いておきますので基準として比較してみてください。ここで注目するべきポイントは月間通信総量とオプションです。SMSを付けると携帯やスマホに対しショートメールを打てる他、例えばLINEやFacebook等での認証が容易になります。Wifiスポット付きであれば街中のフリースポットに自動で接続出来ます。


【BIG SIM ミニマムスタートプラン SMS機能付き(IIJmio)】
初期購入費用:3000円(別)
料金:900円(別)/月 (内SMS利用料:140円(別)/月)
SIMサイズ:標準SIM、マイクロSIM
種類(速度):3G/LTE(最大150Mbps)
制限(規制):3日で366MBまで (2GB/月まで150Mbps。以降最大200kbps)
特典:公衆無線LANサービス Wi2 300 アカウント無料提供



最後に音声通話オプションです。自分の場合、通話はPHSを使用しているのでスマホに音声通話は重要でありません。しかし、全く通話出来ないのもシャクなので基本料金ゼロの従量制のみというプランを採用しました。具体的には以下のプランになります。


【SMARTark(IP-Phone)】
初期費用:0円
月間基本料:0円
通話料(携帯/PHS/固定電話):8円(別)/30秒



ここでもしガラケー同様の通話をするという場合はSIM選びの段階で通話付きSIMを選べばよいのです。通話サービスも様々あるようなので各社比較してみるといいです。ちなみに今回選んだBIG SIMには以下のようなプランがありました。


【BIG SIM ミニマムスタートプラン 音声通話機能付き(IIJmio)】
初期購入費用:3000円(別)
料金:1,600円(別)/月(内音声通話機能付帯料:700円(別)/月)
SIMサイズ:標準SIM、マイクロSIM
種類(速度):3G/LTE(最大150Mbps)
制限(規制):3日で366MBまで (2GB/月まで150Mbps。以降最大200kbps)
無料通話:なし
通話料金:21.6円/30秒(テレビ電話などのデジタル通信料は38.88円/30秒)
SMS送信料:国内→国内3.24円/通 国内→海外50円/通 海外→ 100円/通



実際の話、Zenfone5の発売が無ければNexus5にするつもりでした。しかし価格的にやや高い。迷ってる間にZenfone5の国内販売アナウンスがあったので待っていて購入することにしました。スペック的にはNexus5の方が上です。SIMはOCNモバイルONEのSMS付きプランにするつもりでした。しかしOCNは申し込んでSIMが手元に届く迄のタイムラグがあり、BIG SIMなら購入したショップでその場で用意できるという甘い誘惑に負け、BIG SIMを購入しました。更に液晶保護フィルムと、付けるのは今しかないと内蔵用の32GBマイクロSDを購入しました。これで本体容量は64GB。かかった費用は以下の通りです。


本体:Zenfone5 32GB 32,184円(込)
SIM:BIG SIMミニマムスタートプラン(SMS機能付) 3,240円(込)
液晶保護フィルム:エレコム(光沢タイプ) 734円(込)
マイクロSD:東芝製クラス10 32GB 2,916円(込)



合計して39,070円(込)。もし本体が16GBで液晶フィルムとマイクロSDを追加しなければ32,184円(込)ということになります。

初期投資はこれで以上です。あとはランニングコストですが、SIM通信費1,123円(込)のみ。音声通話は使用した場合のみなので基本ゼロ。ここでもし、本体を24回分割にした場合は16GB版では1,206円(込)で、合計しても2,329円です。しかもSIMや音声通話は何時でも解約可能、キャリアにありがちな2年縛りが存在しません。

ただし、その代わり本体故障等のトラブルに関して通常保証以外の補償は無いし、設定等は全て自分で行う必要があります。しかしここでもう一度文頭の「自分はスマホ経歴ゼロの初心者」という部分を思い出して下さい。それでも何も問題無く現在快適に使用しています。考えられるリスクを差し引いても充分魅力的なのではないでしょうか。


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posted by サンタ at 16:31| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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