2014年11月24日

北海道ツーリング1987 その4

山劇トラベルシリーズ
下船後は右に進むのか左に進むのかそれが問題

1987年7月6日(月)
 午前5時、定刻に小樽到着。周辺は朝もやが掛っているが、どおって事ない。本州はまだ梅雨の本番中なので心配していたが、どうやら大丈夫らしい。
 到着したものの、バイク収納位置の関係でなかなか順番が回ってこない。実際に下船できたのは6時近くになってからだった。下船をすると、例の外国人が地図を眺めていた。どうやらソロのサイクリストのようだ。昨日の甲板から数えると3回目ということで気兼ねなく挨拶し、そのまま下船して「右」へ、つまり積丹半島を目指して走った。こちら方向に走るバイクは少ないどころか我々の外には1台もない。しかも朝が早すぎるせいか車も一台も走っていない。道路は非常に快適。
 そのまま快適走行快晴順調に余市を通過すると、海岸の風景は険しい海岸コースに変わった。そこから積丹岬の途中にはかつて落盤事故があったトンネルが存在するが、果たしてそのトンネルを通ったのか通らなかったのか。そもそもトンネル自体が完成していなかったのか、残念ながらはっきりしない。
 奇岩奇石が並ぶ荒々しい海岸をひた走り、途中から積丹岬に行こうと思ったが、岬に通じる道がいきなりダート。どうしようかという協議の結果、着いてイキナリダートというのもハードだなという事で、積丹岬はそのまま通過して、その先にある神威岬を目指す事になった。何の為にわざわざTWで来たのかという笑い話である。

神威岬はロケーションバッチリのナイスなスポット

 神威岬入り口の駐車場に到着した。見ると目の前に『うしお』という小さな食堂があり、我々に強力な誘惑光線を投げつけて来る。しかし、断固とする固い意志でもって光線を撃破し、帰りに寄る事にする。駐車場から神威岬までは車道が無く歩道のみ。案内板によると距離は2キロとあるので、軽い気持ちで出発したのだが、結果的にそれは大きな間違い。未舗装で高低差ある道なので、普通に歩くのと訳が違う。しかも朝から暑い。予定外のハードなハイキングになってしまった。顔はニコニコしながら歩いていたが、内心穏やかでない。こんな事になるならダートを走ってでも積丹岬へ行ったほうが楽だったかな、と少々後悔したが今更引き返せない。
 ハードなハイキングに喘ぎながら神威岬に到着すると、そこには素晴らしい景色があった。しかも我々の外は誰も居ないし、全然俗化されてない。
ハイキングの疲れなんて一気に吹っ飛んだ。さっきまで後悔してたくせに今はもう「来てよかった」と思っている。勝手なものである。

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このような道を延々と歩いて岬の先へ到達する

 再び駐車場に戻り、行き掛けに見つけた食堂に入る。考えてみればフェリーが小樽に到着して以来何も食べていない。入った食堂の名物は『生ウニ丼』で価格は1,400円。日ごろボンビーな生活をしているが、ここは清水の舞台から飛び降りたつもりで力強く『生ウニ丼』を注文した。
 しばし間を開けて出てきた丼は、表面がウニで完全に覆われてメシが見えない。しかも丼いっぱいに覆われた新鮮ウニを食べても食べても無くならない。デリシャス。北海道に到着してから早々こんな美味い丼を食べる事ができて、我々はシアワセである。
 そんなシアワセな余韻を残しながら、我々は再び出発した。次は岩内に行きたいのだが、国道229号線は途中で途切れている。仕方なく一旦古平町まで引き返し、当丸峠を経由して積丹半島を横断した上で神恵内に抜けようと計画。途中何度か道を間違えながらなんとか正しい峠道に入った。

次号その5 北海道初日から雨?

フェリー下船後の行き先に悩んだ結果、積丹方面へと進んだ。
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posted by サンタ at 17:52| Comment(0) | 山劇トラベル | 更新情報をチェックする
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