2019年03月20日

<山田くんと七人の魔女> 吉河美希

山劇コミックシリーズ
魔女の能力に振り回される物語




独断と偏見的評価: ★★★★
<全28巻 状況:儀式の辺りまで完読>

読みやすいし、話のテンポもいい。 でもって絵柄がね、 どこかで見たような気がする と思ってたら、 真島ヒロ氏のアシだったんね。 納得納得。 そのおかげか影響か、動きや表情がよく似てるんだよね。 まぁ、ええんちゃう。 話のネタもありがちな話で、 コレの何処に魔女が関わってくるのかしらんと思ってたら、 そうきたか、と言う感じ。 とにかく話の展開がとても上手いんだよね。 で、いわゆる魔法の掛け方は「アレ」だし、 一歩間違えると結構エロい状況になるんだけど、 案外その辺りはサラっと流してる。 少年漫画はここ迄だよね とても残念だけどね(何 次々に謎が登場し、片っ端から解決していく話は 読んでいて全く飽きさせない。 やっぱり話のテンポがいいんだよ。 でもなー、当初嫌われ者の乱暴者だったはずの山田くんがね、 途中から丸くなっちゃってさぁ、すっかり「いい人」になってしまった。 決して本人ではないけど、 勉強に励む姿とか、先生に質問攻めする姿を見せちゃったし。 仕方ないか。 そしてついに最後の1人を探し出し、儀式を行うところで ここで一旦「第一部 完」となる。 正直言って面白かったのはここまでかなー。 ここらで一先ず連載を切っておけばいいものを。 たぶんこれも編集方針ってやつで、 人気があるから続けさせてしまえと。 そーいうことちゃうか。 せっかくテンポよくここまできたものをだ、 再び一からやり直すようなものだもんなー。 めんどくさっ。



posted by サンタ at 00:00| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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