出演:前田敦子、 他
フジテレビ開局55年周年記念プロジェクトなんだそうな。
この段階で既にアウト。
悪いけど、今までにこの手の「○○記念」などと銘打った番組が
面白かった試しがない
理由は簡単ね、大物俳優を揃えるから。
大物俳優を揃えるとどうなるのか。
それぞれに「見せ場」が必要になるよね。
要するにだ、必然的に大物俳優の見せ場重視の演出になり、
結果ストーリーなんてそっちのけ
バカバカしいったらありゃしない。
もう別にね、原作漫画があって、マンガに忠実ではないとか、
そんなことは言わないよ。無理だもん。
やっぱりマンガとドラマは違うし、演出も違って当然。
でもさぁ、マンガの良いところというか、
面白いところがドラマに全く反映されてないのはどーいうことかね。
特に第三話は最低。
マンガの方でも一つの山場になってるんだよ。
この辺りは面白い駆け引きのような策略とスピード感があって、
「結果オーライ」というある意味おなじみなストーリーだった筈。
それをドラマでは全く別のストーリーに仕立てやがった!
原因はわかっている。前田敦子だ。
元々ショボイ村娘の役所なのに関わらず、無理に見せ場を作る演出。
これが不自然な程時間をとるから鬱陶しくてかなわん。
おかげでテンポは悪いはスピード感は無いわ辛気臭いわで、
せっかくの桶狭間の戦いが台無し
問題はね、わざわざストーリーを変更してまで作り上げた余計な話が
面白いかどうかなんだよ。
これが面白ければいいんだけど、結果がこれでは情けないよね。
「記念」と言いつつセットがしょぼくて金かかってないのが丸見えだし。
下手に原作マンガを読んでしまっているから余計にそう思うんだけど、
原作知らない連中は果たしてこれで面白いと思うのだろうか。
まぁいいよ。今回でドラマ見るのが時間の無駄だと分かったし。
もう見ないから。