2014年10月13日

北海道ツーリング1984 その7

山劇トラベルシリーズ
やっぱ北海道は涼しかったと実感した

 旅も7日目。いよいよ終盤である。
 フェリー2日目も昨日と同じ。船内を探検して、デッキで昼寝して、ラーメン食って、つまらん映画見て、雑誌読んで、うだうだしてたら夕方が近くなった。海を見ると、いつの間にか海岸線がぐんぐんと近くなってきた。

 長かった、本っ当に長い船旅だった。間もなく敦賀に到着するので準備せよという放送があった。少ないながら荷物を整理し、バイクと共に下船を待った。

 暫く待っていたら船の扉が開き、流れに従って下船した。小樽ではバイクが最後だったが、敦賀ではバイクが一番先である。下船した際の最初の感想は、一言「暑い!」。なーんかムシムシなのである。北海道が涼しいのはもちろんの事、デッキは風があったし、船の中もエアコンが効いてたから感じなかったけど、敦賀に着いてからの暑いこと。自分たちは元々こんなとこに住んでたんだなと、改めて認識した。

 下船したライダーは、それぞれ思い思いの方向に散開した。船内で知り合ったライダーは大阪迄帰るというので、国道8号線を途中までつるんで走り、途中の分岐点で大阪ライダーは湖西方面へ、自分は木之本方面へと別れた。

 木之本を過ぎると、見慣れた伊吹山が夕陽の中で姿を現わした。少しの間見なかっただけなのに、何故かなつかしい。紫色の風景の中、バイクと自分は21号線をひたすら東に向かって走り、岐阜市内のアパートに戻った頃には、空はすっかり暗くなっていた。星は見えない。

最後に

 前書きにも書きましたが、このレポートを書いたのは、ツーリングから10年以上経過しています。ですが、書き綴っていくうちに、すっかり忘れていた風景が再び蘇りました。そお、確かにあの風景の中を走ったのです。

 この時のツーリングでは、一度だけ濃霧に遭いましたが、雨が一滴も降ることなく、全日程晴天でした。それにしても、今回は、走ってばかりでした。しかも、かなりの強行スケジュール。一日目と、三日目から五日目の合計4日間のみの走行距離の合計だけで2,500キロ位になるのではないでしょうか。

 というのも、北海道については完全な情報不足で、どこが面白いかというような情報を、全く持っていなかったからです。「食」も「観光」も何も無し。みやげは「話」だけ。純粋に「走り」だけを楽しみました。でも、このような旅もあってもいいと思います。走っている間も楽しいのがバイクという乗り物なのですから。

 しかしながら、1日で自宅から東北まで走ったのは、金銭的にも体力的にも余りにも無謀。2度とやらないと心に誓ったのでした。

 それにしても、のんびり走るのにCBXはいいバイクでした。見た目より肉厚シートのおかげで、あれだけ走っても腰や尻が全く痛くなりません。一日目でやんなったのは、高速道路走行の緊張感で精神的に参ったからです。

 その後ですが、何度か北海道へ渡っています。最初の北海道ツーリングで学習した事は、寝袋という物があれば便利そうだと発見した事です。恥ずかしい話ですが、この時まで寝袋という物をよく知りませんでした。寝袋を調達して渡道した2回目の北海道ツーリング時にはテントでキャンプするともっと面白そうだという事を学習し、3回目以降からはキャンプフル装備をリアに搭載して渡道したのでした。そして今後渡道することがあるなら、そろそろ体力的にキツくなってきたので、「とほ宿」や「ユース」等の安宿が中心になるかと思います。



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posted by サンタ at 22:32| Comment(0) | 山劇トラベル | 更新情報をチェックする
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