2014年05月16日

<テラフォーマーズ> 作:貴家悠、画:橘賢一

山劇コミックシリーズ
1巻だけで終わっておけばよかったのに<
独断と偏見的評価: ★☆☆☆ (2013年2月15日現在)
<状況:全話完読>

この漫画がすごいって言うから試しに読んでみたが、アカン。 確かに最初の掴みはいい。 人口的な事情があって火星を改造したい。 その方法が、アレだとしても、何となく納得できてしまう。 それで実際に行ってみたらとんでもないことになっていたと。 これはどう見ても騙されたパターンっていうか、 次の手段のための、只のスケープゴート。 それもいいじゃない。マンガだし。 そういう展開もアリだ。 しかし、きちんとそうした話の大筋がメインで進めばいいのに、 実際には<改造自慢と力比べ>がメインになってしまっている。 進化の名のもとにどんどん力がインフレ化し、 まるで昆虫天下一武闘会じゃん。 こういうパターンにハマったらきりがないってのは過去に証明されててさ、 ある程度行ったらもう面白く無い訳よ。 決まりものの<陰謀>とか<裏切り>とか、 途中で妙な集団がでてくるのも、まぁ、いいわ。 でもなー、結局面白かったのは最初の1巻のみ。 あそこで止めておけばよかったのに。 その後は編集部の意向とかで伸ばされたか? そもそも、登場人物の過去話がやたら目につくのはどうかと思う。 しかもそれが殆どの場合即死亡フラグになってるという有り様。 あまりにも登場人物が入れ替わるから全く感情移入できんのよね。 やたら格闘シーンだけ派手な漫画になっては、 既に興味なし。 悪いけどそういうことで。

関連サテライトサイト


posted by サンタ at 16:09| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください