2016年07月17日

<ONE PIECE ワンピース> 尾田 栄一郎

山劇コミックシリーズ
話が長くなりすぎて面倒くさくなってきた
独断と偏見的評価: ★☆☆☆ (2013年2月15日現在)
<状況:100巻くらいまで完読>

長い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これが最近の感想。 長すぎるよなぁ。話が続きすぎちゃうか? 長いから面白くないのか? と、聞かれると これは結構面白いよ。・・・・でも、長い。 それがその辺りからそう感じるようになったのは、 多分空島の辺りからかなぁ。 クロコダイルの話が終わって、仲間が増えて、・・・ うん、そーだよ、空島の話になってからだわ。 実はその前からも話が長くなる傾向はあったさ、 でも、話の展開がよかったんだろなぁ。 一つの目的に突き進む話だったし。 だから数多いサブキャラがばらばらになって動いていても、 まとまっていたんだよぉ。 それが、空島になってから様子が変わってきたわ。 なんつーのかなぁ、ひとつひとつの短い話が まるで行き当たりばったりで作ってるように見えてきたんだわ。 その傾向が今までず~~~~~っと続いてる。 よーーーするにさ、一つ一つの短い話に力込めすぎってことよ。 それと、さっき少し出たけどさ、サブキャラが多過ぎってのかな? しかも、サブキャラどころか、主役の「麦わらルフィー」そ存在が 霞んでしまう程の超強力で個性的で、 それぞれが主役を張れる程に魅力的なキャラが活躍してるんだな。 ひょっとしたら・・・・・・・ ルフィってサブキャラだっけ? そう思えるくらいさ。 いったい最初の目的は何処へ行ったんだろうなぁ。 大海賊になるという夢さ。 今じゃそれぞれの短編の最後に、 「さぁ、進むぞ。方角は。。。。こっちだ!」 なんて忘れたようにしゃべっているくらいでさ、 何だかまるで、何処へ進むかわからない。 ひょっこりヒョウタン島状態ってか? その場その場を楽しむ、という短編的見方で読むなら 間違いなく面白いさ。すっごく楽しいよ。 それは保証する。 でもなぁ、長編として見ると、どうよ? そう思えてならないのさ。 いったい「冒険」は何処へ行った? おいら冒険が楽しみで読み始めたんだけどさ、 何だか途中で冒険がどっかへ行っちゃった。 そしたらやたら枝葉のような短編がいろいろできちゃってさ、 おいら的に、何だか めんどくせ~~~ というのが感想だす。 今日はこここまで。 改めて60巻迄完読して・・・・・ やっぱ長いわ。 読んでいて途中で飽きる。 ルフィの闘い方も単調だしな。 圧倒的不利になってきた土壇場に何故か息を吹き返し、 よくわからん必殺技を一撃して逆転勝利。 テレビで言うとこの「すっきり!」のような展開が多くないか。 長くなる原因は全員の活躍を描いてるからだろ。 主人公ルフィの話だけでなく、分散して戦う全員の話を満遍なく出してたら ページが多くなってあたりまえ。 更に時折登場する過去の話がこれまた長い。 出すなとは言わないけど、せいぜい2週連続くらいに止めとけ。 一応念のため補足しておくけど、面白いコミックなんだよ。 でもな、映画で言うところの3時間超えというのかな。 内容を詰め込みすぎて全体にボヤケてしまうというアレだ。 余分なカットを排除して2時間以内に納めれば名作になるのよ。 ところでワンピース。 目標は現在の半分だ。半分を効率よくカットすれば、 もっと万人向けに面白くなること間違いない。 惜しいな。

関連サテライトサイト


posted by サンタ at 00:00| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください