<状況:全巻完読>
また龍が行方不明になったみたいだねぇ。 でも今回のはそのうちひょっこりと出てきそうな気がするね。 この「龍」も連載長いわぁ。舞台もすっかり満州に根が張ってしまってるよね。 初期の頃はまさに昭和の京都。無粋なビルや電柱や、もちろん 京都タワーも無い素朴な京都の舞台で繰り広げられる青春物語って 感じがしてたのに、突如として実業家時代に突入して、 いつの間にか「親父殺し」の汚名を着せられて、舞台は一転して中国へ。 なかなか展開が目まぐるしかったよねぇ。 それにしても、村上もとか描く男性像ってさ、いつも「不器用」なんだよね。 不器用で、しかもまっすぐ。 これが登場主人公の共通項だよな。 最初に手にしたのは確か「赤いペガサス」で、 それから「ドロファイター」。その次が「六三四の剣」で、 その次が「風を斬る」で、 あとは・・・「ヘヴィ」とか、タイ警察の話とか、 江戸時代の医者の話の「仁」とか、、、 何だかんだでいろいろ読んでるよなぁ(笑) 話を元に戻しましょう。 この「龍」の世界は、面白いことに昨日紹介した 「ジパング」とダブルのだよ。 登場人物、例えば石原莞爾とか、毛首席とか、 フリージャーナリストのカメラマン等々・・・・ 両方の作品で全く同じ人物が登場するのね。 おかげで「龍」の世界に「みらい」があるのか。。。 「ジパング」の世界のどこかに龍が活躍しているのか。。。 などと、物語がごっちゃになる時がある。 お互いやりにくくないのかなぁ? 案外面白がっていたりしてね。 などといらん心配をしてしまいそうだ。 今後もどんな展開になっていくのか、 結末の落とし所はどこなのか? まだまだ目が離せない。
- <キマイラ> 戸田幸宏・八坂孝訓
- <夢工場> 弘兼憲史・やまさき十三
- <めぞん一刻> 高橋留美子
- <ナッちゃん> たなかじゅん
- <釣りキチ三平> 矢口高雄
- 自己勝手 NA コミックスショートレビュー100 <part-3>
- <プロゴルファー猿> 藤子不二雄
- <ドラゴンボール> 鳥山明
- <キューティーハニー天女伝説> 永井豪・ダイナミックプロ
- <キリン> 東本昌平
- <ガッデム> 新谷かおる
- <風を抜け> 村上もとか
- <山田くんと七人の魔女> 吉河美希
- <ボクの初体験> 弓月光
- <ヘンゼルとグレーテル> 大友克洋
- <To-y> 上条敦士
- <海の御先> 文月 晃
- <REGGIE> ヒラマツミノル
- <江戸むらさき特急> ほりのぶゆき
- <宇宙戦艦ヤマト> 松本零士・西崎義展