2019年03月22日

<めぞん一刻> 高橋留美子

山劇コミックシリーズ
響子さんは永遠のアイドル


独断と偏見的評価: ★★★★
<状況:全巻完読>

懐かしいよなぁ、すっごく懐かしいよ。 とにかく激読みしたもんねぇ。 この主人公の五代君ってさぁ、 リアル連載当時ね、おいらとほぼ同い年なのさ。 あの当時の五代は大学受験を控えた高校生。 んで、おいらもやっぱり高校受験を控えた高校生で、 いつの間にかお互いの世界がクロスオーバーしてたわ。 もう、自分がそのままめぞん一刻に住んでいるかのようにのめり込んでいたよね。 やばいやばい。 物語は今更説明しなくてもいいっしょ。 少年サンデーで「うる星やつら」で事実上デビューして、 それから創刊したての「スピリッツ」での連載開始。 それからサンデーで「らんま1/2」が始まるんだけど、 この辺りの留美子作品が一番好きだなぁ。 現在「犬夜叉」が連載してるけど、 何だか全体に悲壮感がただよっちゃってさ、 いや、数々の短編を読んでるとね、 むしろ楽しくてほのぼのとした作品の方が少ないのさ、 もしかすると、元来そういう系なのかな? という気がするんだよ。 明るい部分を「うる星やつら」と「らんま1/2」で使い果たしたのかなぁ~? それで、響子さんの話。 ある人に言わせると、 「いらいらするくらいの気持ちのすれ違い」 「意地の張り合いでまとまるものもまとまらない」 という評価があるくらい、じれったい。 ま、最後はハッピーエンドで終わるんだけどさ、 おいら達、バーチャル失恋したような気がしたな。 ストーリー的にはさ、 高校生時代、大学生時代、大学卒業後と 3つの時代に分けることができるだろう。 その中で比較的おもしろおかしいのは 高校~大学時代まで。 これが卒業してしまうと、五代くん。 就職に失敗してしまう辺りから急に悲壮感が漂うっていうか、 物語的にめちゃリアルになってしまうんだよ。 響子さんが好きなのに、 結果的に2股になってしまったりと、 気持ち的にふらふらと誘惑に負けそうになったり、 突如として強力なライバルが登場したり、 ついに響子さんと初Hか?というところで、 失敗してしまう・・・・・ 失敗したけど、 てめ~、響子さんの胸触っただろ~~~~ なんてね、 何だか、嬉しいやら悲しいやら、 いったいどっちだ! コミックスは今では手元に無いんだけどさ、 たまに、無性~~~~に読みたくなる。 こんなとき、最近はオールナイト営業のマンキツがあるんよね。 便利だなぁ~。 ところで、 惣一郎さんの顔ってどんななんだろ? ということで、今日はココまで。(* ̄∇ ̄)ノ

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posted by サンタ at 00:00| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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