<状況:全巻完読>
こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か
このキャッチフレーズが大ブレイクしたマンガ。
よーするに、「いじめ」マンガだわ。
学校にいじめっこってさ、どこにもいるものでさ、
いじめてる方としてはなんともないんだけど、
いじめられる方としては必死さ。
なんたって学校へも行きたくなくなるんだから。
そーいう世の中に登場したのが
主人公「浦見魔太郎」。
も~~~~~見るからに
苛められキャラだよね。
あの顔を見るだけで思わずいじりたくなっちゃいそうだもの。
そーいう顔してるさ。
だから、
魔太郎は毎回誰かに苛められる。
同級生からも、年上からも、いや、年下や女子にまで
これでもか!というくらいに苛められる。
いじめがだんだんだんだん・・・度が過ぎると、
キレた魔太郎は、得意の恨み魔術で仕返しをするのさ。
そーいう、ちょい根が暗そうなマンガ。
それでも、不思議なのはねぇ~、
主にいじめっ子側なんだけどさ、
よっくもまぁあんなに憎々しく描けるものだわ。
ほんっとうに感心だわ。
このマンガがさ、コンビのどちら側。という詮索はしないけど、
基本的に両方とも暗いんとちゃうか?
という見解がおいらの定説。
かの有名なネコ型ロボットのマンガにしても、
本質的には「魔太郎」と変わらないジャン。
毎回毎回見事に苛められ続け、
どういう終わり方をするのかと思ったら、
これは予想外だった。
いきなりああなるとはね~。
へっへっへ。教えてやんない。
運が良ければ満喫においてあると思うから、
そちらで確認してみてちょ。
さて・・・ついでにもう一つ。
似たようなコンセプトで、
「ブラック商会変奇郎」ってのがあった。
これ、新しいコミックは「シャドウ商会変奇郎」ってなってるよね。
なんで?
ま、いいや。
こちらは魔太郎と違って「いじめ」ば無いけど、
扱うものが骨董なんだよね。
骨董と言うか・・・・どちらかと言えばガラクタに近いけど。
それを購入した人が欲をかいて間違った事をやると・・・
とんでもない事が起こるという話。
おいらこちら「変奇郎」が結構好きだわ。
それからついでにもう一つ。
「笑うせえるすまん」というのも、
似たようなコンセプトじゃないかなぁ。
人間の欲望に喝を入れるってか?
「どぉ~~~~~~~~ん!」ってね。
3つ作品共に共通してるのは、
暗い。
でも、コレが結構面白いんだよな。
てことで、今日はここまで~!。
- <キマイラ> 戸田幸宏・八坂孝訓
- <夢工場> 弘兼憲史・やまさき十三
- <めぞん一刻> 高橋留美子
- <ナッちゃん> たなかじゅん
- <釣りキチ三平> 矢口高雄
- 自己勝手 NA コミックスショートレビュー100 <part-3>
- <プロゴルファー猿> 藤子不二雄
- <ドラゴンボール> 鳥山明
- <キューティーハニー天女伝説> 永井豪・ダイナミックプロ
- <キリン> 東本昌平
- <ガッデム> 新谷かおる
- <風を抜け> 村上もとか
- <山田くんと七人の魔女> 吉河美希
- <ボクの初体験> 弓月光
- <ヘンゼルとグレーテル> 大友克洋
- <To-y> 上条敦士
- <海の御先> 文月 晃
- <REGGIE> ヒラマツミノル
- <江戸むらさき特急> ほりのぶゆき
- <宇宙戦艦ヤマト> 松本零士・西崎義展