<状況:約半分完読>
何やら独特な雰囲気を持った世界だった。 中国の昔々の昔話。 時代で言うと殷とか周とかいう地代の話らしい。 絵柄的には完~~~~~~ぺきにマニアック向けね。 最初からこれだぁっ!って決めつけちゃって悪いけどさ、 これはもう同人にとっちゃぁ涎もののネタじゃんね。 ページをめくるごとに美味しそうな素材がごろごろしてるししさ。 このマンガが、ただこれだけのマンガだったら、 おいらさっさと通り過ぎちゃうとこだわ。 でもな、よくよく見てみるとかなり独特な世界を持ってるのよ。 どこか後ろ髪ひかれるところがるのさ。 特にこの主人公らしき太公望っていう仙人? 特に一撃必殺の得意技を持っているわけじゃなし、特別強いかといえば、 そーでもなく。 ただただ端で眺めてるだけ。というか、巻き込まれるだけ。 この世界の武器は宝貝ってのかな? まぁ、いろいろ登場するものよ。 で、繰り返すけど、ただこれだけなら通り過ぎてしまうだけなんだけどね、 何度も言うけど世界観がかなりしっかりしてんのよ。 登場人物はめちゃくちゃなやつらがいっぱい出てくるけどね。 それでも破綻しない。 この絵柄の中で特に独特なのが文字。 象形文字だか古代文字だかあるいは壁紙かお札か、なにやら妖しい文字。 さっぱり理解できないからただの壁紙のような感覚で眺めてたけど、 あれはいったいどういう意味のことが書かれてんだろうなぁ。 やっぱり意味ない? 人間界と仙人界、それからいろんな妖怪達がいろんな事を やってくれるんだけどね、この絵柄のおかげで さっぱりすっきりししてて泥臭さが全くなし。 何の抵抗もなくすぅ~~~~っと入っていけたマンガでしたわん。 ところで、珍しく少し調べてみたらさ、 「封神演義」ってさ、 どうやら中国では有名な古典なんだって? そんなこと初めて知ったわ。 中国的古典ってゆーとさ、 思い浮かぶのは「三国志」でしょ、でもって「水滸伝」か? どうやらそれにらーに匹敵するほどのレベルだっちゅうーんよ。 ほんま? 日本で言うところの「忠臣蔵」とか「新撰組」とか、 そーいう類いなんか?。。。。。。 今度気をつけて本屋で見てみようっと。 ということで、本日ここまでっ
- <キマイラ> 戸田幸宏・八坂孝訓
- <夢工場> 弘兼憲史・やまさき十三
- <めぞん一刻> 高橋留美子
- <ナッちゃん> たなかじゅん
- <釣りキチ三平> 矢口高雄
- 自己勝手 NA コミックスショートレビュー100 <part-3>
- <プロゴルファー猿> 藤子不二雄
- <ドラゴンボール> 鳥山明
- <キューティーハニー天女伝説> 永井豪・ダイナミックプロ
- <キリン> 東本昌平
- <ガッデム> 新谷かおる
- <風を抜け> 村上もとか
- <山田くんと七人の魔女> 吉河美希
- <ボクの初体験> 弓月光
- <ヘンゼルとグレーテル> 大友克洋
- <To-y> 上条敦士
- <海の御先> 文月 晃
- <REGGIE> ヒラマツミノル
- <江戸むらさき特急> ほりのぶゆき
- <宇宙戦艦ヤマト> 松本零士・西崎義展