2013年03月10日

<PLUTO> 浦沢直樹

山劇コミックシリーズ
これって、本当に面白いか?
独断と偏見的評価: ★★☆☆ (2013年2月15日現在)
<状況:全巻完読>

今日はビッグコミックオリジナルに掲載の「PLUTO」の話。 なんか昨日からけなし続きで悪いんだけどサぁ、いろんなとこから賞を受けているし、 絶賛されているこの作品。 しかし・・・これって。。。。本当に面白いのか? 自分的にはどうしても イマイチ。 それはこの作品にも限らず、その前の連載の「モンスター」にしても、 某誌で連載の「21世紀少年」にしても、 イマイチ面白くない。 いや、正確に言うとおいらには合わないんだろうな。 昨日の日記でも主張しといたんだけど、話の焦点が拡散している、 もしくはその焦点が見えない?。 という作品は面白くないと感じるのだろうな。   先に「モンスター」の話をすると、やたら「恐怖感」をあおるんだけどね、 全然怖くないわけよ。 何もだぁ~って化け物が出れこればそれでいいのかというときっとそうじゃないんだが、 一体何処が怖いの? という疑問を持ち続けて最後まで読んでも結局自分的にはわからなかった。   そんな感触が今回の「PLUTO」にもあるのよ。 原作は手塚作品の「史上最大のロボット」らしいけどね、原作を読んでないからわからないけど、 明らかに手塚作品のキャラを作者の浦沢氏なりのリメイクをしてるよね。   それでキャラを作り替えたってのは別にいいとしてね、ストーリー的にはどうよ?。 最初にモンブランが破壊されて、次にノース2号が破壊され、 その次にパンクラチオンスーツを着たまま破壊され、 残るは4体だって?   いつまで謎を謎のまま残しておくのかわかんないんだけど、 そろそろ何か見えないと、「つまらん」という評価のままになりそうじゃない?   ちゃんと作品には期待してるんだから、それなりの物語を作って欲しいものだ。。。   もう一言付け加えておこう。この人、 きっちりとした原作をつけたほうがいいよ。 ここんとこ原作をつけないでオリジナル勝負してるみたいなんだけど、 良い方向だとは思えないのさ。 ただし、読み切りの作品には面白いのがいっぱいあるさ。 連載物とは話の組立が違うというのはわかる。 だからこそもっとなんとかせんかい!と思うわけ。   まぁ、「YAWARA」はぎりぎりセーフ・・・・。 作っていて楽しい雰囲気が出てるよ。 だけど、何度も繰り返すけど、こういうシリアル路線で原作をつけないのはよろしくない。   今後の展開に期待してます~。

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posted by サンタ at 08:47| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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