＜P.S.元気です、俊平＞ 紫門ふみ

山劇コミックシリーズ

いわゆるトレンドマンガの走り

独断と偏見的評価： ★★★☆ （2013年2月15日現在）
＜状況：全巻完読＞

ヤングマガジンの創刊期あたりに連載が始まったマンガ。 それと同時に、紫門ふみのデビュー近いマンガだよねぇ。 え～～～～と、おいら高校の２年辺りじゃないかナァ。多分。 登場する主人公は高校３年辺りで、丁度大学受験前じゃなかったっけ？ だからさ、なんちゅうのかな、 俊平はずばり自分と同じわけさ。 マンガ中で起こった事、振られた事、いろんな事件。 みぃーーーーんな自分にかかってくるのさ。 あぁ、多感な男子生徒だったよなぁ～～～。 紫門ふみものとしてはこれが最初でさ、 この後、テレビドラマにもなった数々のトレンドマンガが出てきたけど、 まともに最後まで読んだのはこれくらいちゃうかなぁ。 とにかく自分が体験しているのと同じわけよ。 だから、俊平が桃子さんに恋をすれば、おいらも恋をしてさ、 マンガ中でたたかれると、おいらも痛いのよ。 でもまぁ、桃子さんって自由奔放だよね。 今思うとさ、いちいちかき回されてたらたまわんわぁ。 そう思えてしまうもの。 動物で言ったらまさしく猫。 勝ってきままに生活して、気が向けば寄ってくるし、甘えてくるし、 だからと言って追っかけるとスルリと逃げてしまう。 でもまぁ、俊平って最初っから相手にされてたんだろうかね。 桃子さんの方が年上だしね。あ～あ、シスコンですか？ このマンガ、最後まできっちり読んだのは間違いないんだよ。 でも、どーだっけ？ ハッピーエンドでは終わらなかったような気がする。 俊平と桃子さんが結ばれる時も、半ば強引だったような記憶があるし。 あんまりいい印象が残ってないのよ。 何処かで見つけたら最後の辺りだけでも読んで見ようかね。 今日はここまでっ。と。

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