<状況:全話完読>
おいら達は、 ただひたすら旨い酒が飲みたいのだ!。 それでもって、 できたら安いことに越したことはないのだ!。 それで、旨い酒とはいったい何? 知ってるようで知っていなかったいろいろなウンチクを, 世間に広~く教えたのがこのマンガだろうよ。 物語としては至って単純で、 兄貴の遺志を自分勝手に引き継いだ夏子が、 「龍錦」という幻の酒の適種米をいかに育て上げ、 いかに醸造して、酒にして、 自分で満足できる酒を飲みたい。 そーいう話さ。 でも、実際のむところまでに立ちはだかる様々な壁、疑問、しきたり。 増量酒、桶買い、土壌、米の品種、農薬、流通、販売店、 銘柄、金賞、品評会、2級酒、杜氏、後継者。 とまぁ、ありとあらゆる難問が次から次へと現われては 主人公夏子を困らせるのさ。 そーいった難題に対して真っ正面から、ひとつひとつ取り組んで、 また、いろいろな人を巻き込んで、 解決して進んでゆくのがこのマンガ。 もしくは無視され、あるいは対決し、あるいは傷つき。 物語はクライマックスへ。 そーいう物語。 何はともあれね、おいらたちはよぉ、 旨くて、安全で、きちんと造った、できたら安い酒。 そーいう酒を飲みたいのよぉ。 で、おいらの場合、 日本酒にかけるコストは、大体2000円~3000円。 おいら的最低クラスは「本醸造」まで。 それ以下は基本的に飲まない。 基本的っていうところがミソでさぁ、実は飲む。 最近の飲み方はいわゆる「冷(ひや)」なんだけどね。 これだと、酒の善し悪しっていうか、個性がすっぱりと出てくるから、 自分の嗜好に合うか合わないかってのがすぐわかる。 ところがだ、最近の寒い日が続くとさ、熱燗にしたいじゃない。 こんなとき、貰い物の安酒でじゅーぶん飲めるのさ。 昔、熱燗が基本っていうか、メーカーも熱燗を奨励してただろ? あれはつまり、冷で飲まれてしまうと不味いのがばれてしまうからじゃない? これはあくまで想像。想像だから文句をたれないように。 話を戻すよ。 おいら、下は「本醸造」から。上は・・・・・・値段次第だねぇ。(笑) そらー吟醸とか、大吟醸ってのは旨いよぉ。 でも、値段が・・・・・ねぇ。 あと、人によっては「純米」にこだわるだろ? 勿論、純米でなければ酒にあらず。っていう考えには賛成だけどさ、 純米のこだわりすぎると、不味い純米酒ってのもあるのよ。 酒を購入するときってのは、本当に賭けだねぇ。飲んでみなきゃわからない。 そーいう外れ酒はさっさと熱燗にして飲んでしまうのさ。 あとね、おいら的にマイブームはさ、蔵元で購入する「原酒」。 フツーに売ってる酒よりも、アルコール度数が高いのよ。 これで今のところ外れた事は無いさ。 あくまでも蔵元で買うってところがミソね。 こーいうウンチクをいろいろ教えてくれたのが、 実はこの「夏子の酒」なんだわ。 よく勉強させていただきました。 はい。 今日はここまでね。
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