山劇コミックシリーズ
すっかり受験ハウツーになっちゃった
独断と偏見的評価: ★★★☆ (2013年2月15日現在)
<状況:全話完読>
<状況:全話完読>
何だか最近すっかり受験マンガになっちゃったねぇ。 それも、すっかりハウツーものになっちゃてさ、 最初っからこうするつもりだったんかしらん。 最初の頃のさ、学校を弁護士が運営するって出だしはさ、 学園の経営危機をどうやって乗り越えるんかな? 単純にリストラでも無いだろうし、 経営コンサルティングみたいに いろいろな手法で生徒を増やして、 いかに学園を建て直すか? おいらてっきりそちらの方向で話が進むとばかり思ってた。 だから、勉強が苦手な連中をまず東大に合格させ、 それから有名進学校にする。 そういう話の筋もわかったけど、 現在の姿は、経営なんてまるでそっちのけさ。 東大合格に向けた勉強法や、その物語。 正直言って少し飽きてきたじぇ~。 そもそも、いくらハウツーの方向で話が進むにしても、 このマンガを鵜呑みにするような連中が出てきたら いったいどうすんだろうねぇ。 あんましハウツー物に物語を振るのは危険だナァ~~~って思うよ。 講談社はさ、こういう勉強法が効果あるんだっていう 実証は勿論だけどさ、この勉強法に責任取れるのか? それだけの覚悟があるなら、今のまま続ければいいけどさ、 おいらあくまでマンガとして見てるから、 あんまりハウツー物に筋が行ってしまうと、 興味が無くなるかもね。 是非ともきっちりと「マンガとして」楽しい方向へ 戻してもらいたいものだわ。 それから、このマンガの着地点はどの辺りなんだろうね。 あの2人をきっちり東大に合格させるのだろうか? 個人的にはさ、 もっと経営的な方の話を読みたいっす。 そーいうことで、今日はここまでっ。
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