2013年03月01日

<ドカベン> 水島新司

山劇コミックシリーズ
最初は柔道マンガで始まったのさ
独断と偏見的評価: ★★★☆ (2013年2月15日現在)
<状況:全話完読>

昔、少年は皆野球少年だった。 サッカー? 何それ? プロ野球は当然中日ドラゴンズ。 打倒川上巨人軍!。 王、長島、堀内、柴田・・・ジャイアンツを倒すのだ!。 熱血星野が投げれば、矢沢がクールに打つのさ。 高木がいぶし銀のような守りを見せれば、 マーチンがどっか~~~んとサヨナラ~~~~~。 監督は・・・・・与那嶺監督だっけ? 近藤監督? この辺り記憶あいまいだから、 あんまり深く突っ込みしないように。 はなっから横道にそれたけど、昔はスポーツと言えば 野球だったの!。 近所のがきんちょが2人集まればキャッチボールさ、 いや、一人だって壁当てで遊べるし、 3人集まればバッターが出来るじゃん。 守りはピッチャー一人だけどね。 それで、もう少し集まれば三角ベースができたしさ、 遊ぶ場所だっていくらでもあったさ。 おいら名古屋のど真ん中の、中区に住んでたけど、 空き地がいっぱいあったんだよ。 近所の連中は皆「少年ドラゴンズ」に入ってたし、 中日球場が近かったから、歩いて見に行ったさ。 そーいう世の中でこのマンガが始まったよねぇ。 鳴り物入りの野球マンガだった・・・・筈なんだけど、 最初の頃は柔道マンガだった。 山田太郎は目指せ柔道マンだったんだよ。 それが結構長くてさ、やぁ~~~~~っと野球になったんだな。 ドカベンってさ、何故だか女子連中にも人気があってさ、 それはあれさ。 「里中く~~~ん」ってやつだわ。 そーやって叫ぶ女子連中とは、一生接点は無いだろうと思ったわ。 何だか病的だもんねぇ、連中はさ。 多分この辺りから「やおい文化」が出来たんちゃうか? 東京では「こみけ」・・・だっけ? そーいう同人の集まりがあるように、 名古屋にも「コミカ」っちゅう会があったのよ。 さっきの女子連中はさ、里中くーんってわけわからんマンガをたくさん作ってさ、 あの当時は鶴舞公会堂へ持ち込んでたのさ。 おいらはセンパイ連中に店番として拉致されてたんだけどね。 もう異様な世界さ。 流石にまだコスプレ文化が発生していなかったよなぁ、確か。 てことで、ドカベンの話だっけね。 このマンガの特徴はさ。。。 登場人物の貧富の差が激しいのさ。 山田太郎は畳屋だし、 里中は最後は家の事情でどこか消えてしまうしさ、 監督は酒まみれで、人生あわや終了寸前だし。 あれ、、、、岩鬼んとこって案外ボンボンだったんだよな。 これは明訓だけじゃなくてさ、他のチームの事情も同じようなもので、 悪いけど、あのお涙ちょうだい的ビンボーだけは かなり違和感があったわ。 でもさ、それが46巻だっけ? そーんな長く続いたんだよねぇ。 あの当時は画期的に長編だったさ。 今じゃその語の話のプロ編とか出てるけど、 あらぁ何か同窓会みたいジャンね。 やっぱオリジナル編がいいんじゃないかなぁ~って思うんだけど。 どかな? 今日はここまでね~

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posted by サンタ at 22:49| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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