＜状況：全話完読＞
どーもこれも連載打切りっぽい終わり方だなぁ 。 少し前からやたら展開がくなったと思ったらやっぱしだ。 そもそもこういった 「第１部 完」 という終わり方した場合に、連載再開した試しがないんだっつーの。 物語の立ち上がりは面白かったんだよ。 どこか怪奇っぽい話が際立ってったのさ。 そしたら次第に妖怪退治みたいな話になってきて、 妖怪が出たら出動するという、 ゴーストバスターズかよっみたいな話になってきてさ、 まるで戦隊レンジャーものじゃんね。 日本各地の妖怪退治だけじゃ話が長持ちしないのか、 とうとう対立する秘密結社を持ち出しよった。 しかもなんだ、国産じゃないじゃん。そいつら。 くろいつ（十字架）だから、ヨーロッパ産だよ。 一応緊急打切りじゃないと百歩譲ってさ、 もしこれが予定された最終話だとしようか、 そう考えると話の進行配合を間違えてるわ。 いろいろ伏線を考えてたと思うんだけど、 どれもこれも最終回につながってこないじゃん！ ダイイチ登場人物が多すぎるわ。 単行本３冊程度の話であれだけの人数を消化しようと 思うのがそもそもの間違い。 その場のきったはったの場面だけで物語がもつとおもったんかな？ はっきり言って消化不良！。 思い出すと、永井豪はこういうしり切れトンボのような 中途半端な話の終わり方をよくやってるわ。 古い話を持ち出すと「スサノウ」とかさ、 宇宙怪獣キングキドラのような伝説の神獣が やってくる・・・というのを延々とやっていて、 さぁ、来るぞ。来るぞ。来るぞ。というところでチョン。 どーなっとんじぇー。 しり切れついでに言うとさ、 本宮ひろしも常習犯だよなぁ。 いや、むしろ「第１部 完」で終わらなかった 作品を探すほうが難しいだろ。 横道にそれちゃったんで、話を戻す。 結局なんだ、永井豪の永遠のテーマは デビルマンか？ どうしてもあの変身合体路線から逃れられないんだろ？ たまたま映画が出たからそれに併せてみたって言うんか？ やだよ。あんな映画絶対見ないって。 リアルになった映画にろくなもんないってば。 デビルマンっていうアイデアは確かに秀逸だよ。 あの世界は凄いさ。スケールがでかいもん。 なんかあの系統の話からどーしても逃れられないのかな～。 いうあむしろ読者とか編集もそういった話を期待してるのかなぁ。 いったい誰が悪いんだ？ 歯切れが悪いところで、今日はココまで。(*￣∇￣)
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