2013年02月28日

<DEATH NOTE> 小畑建

山劇コミックシリーズ
こんなノートがあったら欲しい?
独断と偏見的評価: ★★★☆ (2013年2月15日現在)
<状況:全話完読>

絵が上手いと思ったら、ひかりの碁と同じなんだ。 これはもう最初の第1話からぐいぐいと読者を その世界に引き込んでくれたね。 ちゃんとノートのご利用方法がかかれちるとこがなんとも憎いじゃん。 あの「ノート」のアイデアはさ、何処にも有りそうで、誰でも考えそうで、 でも、誰も表に出さなかったアイデアだよね。 何処の誰にもあるさ、あんなノートがあったら面白いだろ?愉快だろ? 誰にも知られないように人が殺せる。 実際に自分の手を染めないってのは、 言ってみるならさ、例えばミサイルのボタンを押すのと同じこと。 あとは、その人の罪悪感を乗り越えられるか? と、まぁフツーの人はそう考える。 この「もし」という部分をいかにリアルな物語にするかが腕なんだけど、 ここでタダ単純にいろいろな事故で気の向くままに実行して行ったら、 多分物語として面白くないだろーなぁ。 このノートを拾ったのが「ライト」だからこそ面白いんだよね。 そう、沈着冷静、世の中の為になることを目指して私利私欲じゃなくて 世の中にどーでもいい連中を中心にノートに書き込んでゆく。 こんなんいたら、指名手配の似顔絵に書かれた日にゃ生きた心地せんだろう。 それで、それを最初「わざと」全員心臓麻痺にしたところが発端になって、 警察が動くわ「L」がで出てくるわ、第2のノートが出てくるわと、 緊張感が一瞬も休まらないよね。 ライトの部屋に隠しカメラを仕掛けられた場面なんて マンガなのに息がつまりそうだったわ。 死に神ってのは想像すると恐ろしいものの筈だけど、 何だか可愛いくて憎めないは何故(笑) でもってあくまで中立の立場であるべきなのに、 何故か人間に操られてり、感情が出てきたりと、、、 まぁ、、、いっかぁ。。面白いから。 今後の死に神に望むのは、あの「目」のような危険な誘惑。 ああいう取引をするのが死に神でしょ? あの手この手で誘惑してもらいたいっす。

関連サテライトサイト


posted by サンタ at 22:41| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください