2013年02月27日

<中華一番> 小川 悦司

山劇コミックシリーズ
思わず中華が食べたくなるマンガ
独断と偏見的評価: ★★★★ (2013年2月15日現在)
<状況:全話完読>

実は結構このノリが好きだったりする。 美味しんぼを正統グルメマンガと称するならば、 中華一番のようなマンガを 対決グルメマンガと 世間では言っているらしい。 確かにな、このマンガの当時はテレビでも

例えば「料理の鉄人」なんていう番組があったりしてさ、

いろいろ流行っていたさ、 それは別に一時期のブームじゃなくて、 以前から、そして今でもなお「食」関係は いろんな意味で重要なネタなのよ。 例えば雑誌。その中でもタウン誌と呼ばれるような、 その地元に密着したような雑誌や、 全国ネットのテレビじゃなくて、 地元しかないようなUHFチャンネルの ドル箱的番組ってのは、決まって「食」関係だろう。 そこそこの隠れた名店とか、地元しか知らないおばちゃんの店とか、 一日限定何食なんて書かれた翌日には その雑誌を手に握りしめたおばちゃまの集団が 群れをなして押し寄せるさ。 だから最近はテレビ番組なんかの取材した店には 番組特製のステッカーがでかでかと貼り付けてあったりするよなぁ。 ま、いいや。 今さらながらマンガの話だわ。 中華一番は、最初のシリーズ。 マオが修業に出されて、特級厨師に合格するまでの「中華一番」と、もう一つ。 特級厨師に合格してから幻の厨具を探して各地を旅するという 「真・中華一番」の2種類があるよな。 ぶっちゃけ、おいらどちらとも好きさ。 いろいろ悩みながら味を探して戦いに勝ち残るという そーいうマオの姿も楽しいし、 旅先で料理対決で勝ってから特級厨師だと明かすという まるで水戸黄門のような展開もいいじゃん。 おいら時代劇好きだし。(超個人的理由) それでもって、中華という題材ね。今まであんまし無かったし、 中国に欧米が入った頃らしき時代といい、 香港バリのカンフーみたいなアクションといい、 映画で言えば当たらないわけないという設定だわなぁ。 細かなことは別にいいよ。 面白ければいいさ。

関連サテライトサイト


posted by サンタ at 23:30| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください