2013年02月21日

<シャコタン★ブギ> 楠みちはる

山劇コミックシリーズ
軽いノリが最高に気持ちいい<
独断と偏見的評価: ★★★★ (2020年9月24日現在)
<状況:全話完読>

巷ではよくね、 君、「楠みちはる派?」それとも「しげの秀一派?」という 比較が良くあるのさ。 それくらい対極的な作品らしい。 勿論、しげの作品の代表作としては 「頭文字D」とか「バリバリ伝説」だろうし、 楠作品の方としては 「あいつとララバイ」とか「湾岸ミッドナイト」 なんだろーなぁー。 おいらは別にどちらでもいいけどね。 基本的に面白ければいいのよ。 ということで今回は「シャコタン★ブギ」をお薦めしちゃう。 まー、要するに走りのマンガよ。 舞台は大体想像がつくけど、都会ではないっしょ。 なんちゅうのぉー、骨董品のような車がいっぱい出てきて、 それらーを見てるだけで楽しくなっちゃう。 それで、それで、 そこで登場する高校生の凸凹コンビが繰り広げる 青春ストーリー。 一言で言うとそんなとこじゃない? で、主人公のはじめちゃんは高校生のくせに何故だかソアラに乗ってるんだわ。 なぁ~~~んでだろうねぇ? 家はフツーの家に見えるんだけどねぇ。 それで後輩君はなーんでいつもこの先輩とつるんでるんだろーねぇ。 でもって後輩君はなんで車がないのかねぇ? 不思議と言えば不思議。 このおばかなコンビが繰り広げてしまういろんな事件が とても楽しいのさ。 そんなことはどーでもいいや。 とにかく、皆自慢の車が一番早いと信じている。 多分このマンガをもう少しストイックに振ると 「頭文字D」の世界になるんだろうナァ。 これが「湾岸・・・」まで来るとね、 あぁ、金持ちの車なんだなぁ~~~ってかんじがしてさ、 いきなり遠い世界のような感じがするんだわ。 500馬力~? 600馬力~? そーんなチューンしたらいったいいくらくらいかかるんだよっ。 その点においてこの「シャコタン・・・」はステキ。 等身大のマンガというか、かなり身近な存在だよね。 今、すぐ隣にでもいそう。 いるだろ?いるだろ? こーゆーのが。(笑) 最近も一人居たよ。 いろいろ金かけていじくったんはいいけど、 ふかさないと走らないし、音がうるせーし、 足回り固めてるから乗り心地最悪。 それで、夜の走り場に出かけるかと言うと、 そーいう事もしないでさ。 おかげで女の子に不評で誰も乗ってくれないの。 しかも、いつも金欠だから故障してもちぃーっとも 直せなくてね。いつも代車に乗っている。 でも、本人はきっと満足してるのさ。 シャコタンブギは、多分そーいう人たちのマンガです。 今日はここまでっ。

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posted by サンタ at 23:26| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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