2013年02月19日

<月下の棋士>能條純一

山劇コミックシリーズ
将棋は遊びのチャンピオン
独断と偏見的評価: ★★★★ (2013年2月15日現在)
<状況:全巻完読>

昔、室内遊びの王様は「将棋」だった。 いや、 「将棋」しかなかった、とも言えるな。 とにかく、一番最初にはまったのは「将棋崩し」。 盤面のコマを取るときに少しでも音がしたら交代だから、 取るほうは勿論のこと、順番待ちの方も真剣。 じっと聞き耳をたてて音に集中するのさ。 それで「コトリ!」とでも音がしたら、すぐ交代。 勝負は非情だよ。 「将棋崩し」に飽きると、次は「回り将棋」。 将棋盤の一番外周を進んでいって、角に止まると昇進する遊び。 「回り将棋」に飽きると今度は「挟み将棋」。 やっと少しは将棋らしくなってきた。 「挟み将棋」は単純なんだけど、実力の差がモロに出るのさ。 さんざん「挟み将棋」でコーフンした後は・・・ やっとこどっこいで「本将棋」になる。 とにかくさ、小さな頃から将棋の駒で遊んでいたから、 コマの動きくらいはわかるさ。 わかるんだけどさ、 思い出せば過去一度も親父に勝ってない!。 負けっぱなし。 くっそ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。 何度挑戦しても、 挑戦しても、 いくら挑戦しても、 負け! めっちゃ悔しいげ! で、その時の恨みを、今晴らしてるんだけどね。 歴史は繰り返すってか? 絶対負けてやんねぇ。 手加減もしてやんねぇ。 絶対に、圧倒的に勝つ!。 わっはははははははははははははははははは。 ちょろいもんよぉ。 え~と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「月下の棋士」だっけ? ということで、将棋が好きなおいらには、まさにツボ。 あの独特な絵柄が特徴のマンガさぁ。 でもな、氷室将介が最初に登場した頃はあんなに鬼のように強かったのに、 途中で、ほぼお約束的なスランプに陥って、 まぁ、いろいろあってさ、 最後の最後に劇的にカンバ~~~~ック。 そして名人になりました。 そーいうお話さ。 マンガの中じゃ氷室以外では大原がええなぁ。 なかなかいいキャラだと思うよぉ。 このマンガにあの人がいなかったら面白さ半減だと思うわ。 それにしても、この人が描くマンガで話が破綻しないのは これくらいちゃうか? 今連載してる自殺幇助殺人マンガなんてさ、 面白いのかなぁ~? そーいう意味においては、ちゃんとストーリーになってたし、それなりに。 ええんちゃう? はぁ、やっとオチがついたかな? 今日はここまでね~。

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posted by サンタ at 23:31| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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