＜ゲゲゲの鬼太郎＞ 水木しげる

山劇コミックシリーズ

妖怪物のエキスパートマンガ

独断と偏見的評価： ★★★★ （2013年2月15日現在）
＜状況：単稿本はほぼ未読＞

げっ、げっ、げげげのげ～～～～。 いつも夜になると墓場で運動会をしているマンガさ。 お化けは死なない～～～～。 死んでるジャン！。 おいらこのマンガは、はっきりとテレビが先だわ。 話の方はもう完全に勧善懲悪のお話でさ、 妖怪ポストに投書されたレターでもって遠征するのさ。 今更物語を説明するまでもないだろ？ よーするに、そーゆー話。 テレビが先なのは間違いないけどさ、 そこらの雑誌や、図鑑なんかで薄気味悪いタッチでイラストが載ってたよな。 もしかすると鬼太郎なんかよりも、 すなかけばばぁとか、いったんもめんとか、こなきじじいとか、唐傘お化けとか、 ぬりかべとか、猫娘とかの方がメジャーだったようなきがする。 それでな、おいらが幼少の頃、風引いて熱を出して寝込むと、 母親が決まって、何か『ソノシート』を買って来てくれたんだわ。 『ソノシート』って何か知ってる？ 最近の連中はしらんだろうなぁ～～～。 まぁいいや。黙っておこう。 んで買って来てくれたソノシートの中に「げげげの鬼太郎」やらいろいろあってさ、 何回も何回も繰り返し聞くのよ。 そんなだからもうすっかり頭の中に刷り込まれてるのよ。 そんなこんなでいろいろあってさ、 実際にマンガの単行本を本屋で見つけたのは それからずっと後の事。 確か・・・タイトルは「墓場の鬼太郎」だったと思うわ。 かの有名な、目玉のおやじが生まれるシーンとか、 鬼太郎が生まれるシーンとか、 そのほかいろんなシーンがそれこそ見事なまでの不気味さで展開してたさ。 でも、話としては、あんまりわからなかったような気がする。 そして、今回のタイトルのこのマンガ。 内容はすっかり勧善懲悪やんねぇ。 ねずみ男がいつも悪さしてさ、その尻拭いをしたりして、 いろいろあって、悪い妖怪を退治して、 平和な世の中に戻りました。 めでたしめでたし。という物語。 それにしてもさ、昔は夜になると暗かったものだよな。 街頭なんて殆ど無くて、おいらんちの裏手には大きな神社があって、 夜にその参道を通り抜けるなんて、おっかなくてさ、 暗いところを通らないように避けたものさ。 あ～やだやだ。 というわけで、今日はここまで～～～～～～～。

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