2013年02月19日

<玄人のひとりごと> 中島徹

山劇コミックシリーズ
玄人に徹するのは男のロマンさっ
独断と偏見的評価: ★★★★ (2013年2月15日現在)
<状況:全巻完読>

何を隠そう玄人マンガである。 で、いったい何の玄人だい? 最初の頃は、確かマージャンの玄人だった。 だった・・・・ と言う事は、今はマージャンの玄人ではないらしい。 そお、 日常の、ありとあらゆる事にうんちくをたれる 玄人なマンガである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷっ。 つい笑ってまった。。。悪ぃ。 とにかくね、主人公の南倍南がさ、何かに付けて玄人を目指すのよ。 こーいうのは実はおいらたちもやってるさ。 例えば・・・・・ 正しい電車の乗り方。 混んでいる電車で席を立つ人を的確に判別して 目論見どおり座れたら勝ち。 それから、 ホームの階段に近い出口を陣取って、 いち早く階段を駆け上る、または下ることが出来たら、勝ち。 そうしたら、 その日に限って階段が工事中で唖然とするとか、 例えば・・・・・ 何気なく歩道を歩いていて、歩道の信号のタイミングで、 いかに立ち止まらないように道を選ぶ。 すんなりと目的地に、いち早く辿り着けば、勝ち。 信号にとっつかまって、同じ方角の人にぬかされでもしたら、負け。 どぉ? くだらないだろ? そーゆー話よ。 とにかく、ありとあらゆる事柄にうんちくをたれて、 影でこそっとほくそえみ、 しかも優越感に浸りながら、 「この素人がっ!」 というのが口癖になっている。 これを一人でやる時はまるで一人芝居さ。 自分勝手に玄人な点を見抜き、 そして勝手に墓穴を掘る。 こーゆー筋書きが王道だね。 あるいは2人でやるときは、かならず競争になるのさ。 で、勝ち負けが決まるかと言うとそーではなく。 かなりの確率で 共倒れの率がとても高い。 そーいう実にばかばかしいマンガね。 最近はマージャンの場面がすっかり少なくなってきたけどさ、 やっぱ、マージャンのシーンが秀逸でね、 ばかばかしさで言うと、最初の頃の、 ともすればチョンボになるような展開が好き。 いや・・・・あれはフツーは袋叩きだ。(笑) この人の別の作品のセクハラ課長の話もばかばかしくていいけど、 やっぱこれに尽きるナァ。 言って見れば、 玄人に徹する・・・・・ これは男のロマンだよ。 少なくとも自分だけはそう思ってるのさ。 でも、 端から見りゃ、 ただのバカ? ということで、おあとがよろしいようで。 今日はここまで。

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posted by サンタ at 23:16| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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