2013年02月19日

<クレヨンしんちゃん> 臼井儀人

山劇コミックシリーズ
実は大人のマンガなのさ
独断と偏見的評価: ★★☆☆ (2013年2月15日現在)
<状況:1/3ほど完読>

これ、昔さ、週間アクションで連載してたけど、 今はどーなってんだろうね。 ご存知パワフル幼児マンガ。 世の中のお母様方は、 このマンガを自分たちの子供達に見せたくないんだってねぇ。 ふふふふふふふふっ。 つい、不気味な笑いが。 なんちゅうのかね、あれは元々さ、 大人向けのマンガだったんだよな。あくまで大人向けね。 要するにだ、ああいうしんちゃんのような、 コ憎たらしい子供がいるだろ~~~~? ではないんだよ。 それも少しはあると思うけど、 本当は、 あんたらーも、 昔はこういうコ憎たらしいガキだたんだろ? きっと、こう言いたいに違いない。 だから、読んでる人たちは、まるで自分の過去のいたずら振りを 「うん、うん、こうだった。」と、 懐かしそうに思い起こしているに違いない。 それで、その姿を現在の自分と重ね合わせて納得するのであろう。 違うかい? それで、もうすっかりしんちゃんと、自分が同化しちゃってるからさ、 今度はさ、こういうガキだったらもっと憎たらしいだろうなぁ。 そう思うのさ。 だから、しんちゃんはどんどんコ憎たらしくなっていくし、 どんどんおねえちゃんの後をくっついていくし、 都合が悪いことはすぐに記憶喪失になるし。 それは、きっと、このマンガを読んでいる人の姿だよ。 要するに、自分の姿そのものなのさ。 奥様連中にとっては、しんちゃんっていうのはまさに、旦那の姿なんだよ。 それでもって、ここで登場するみさえは、奥様そのものの姿なんだよ。 な? だから、こういう旦那の姿を描いたマンガを、子供たちに見せたくないのさ。 どおだ? とまぁ、最初はこんな感じで始まったんだけどさ、 やっぱ、どう見ても幼児マンガじゃない。 というわけで、テレビアニメとか、劇場版アニメとかは、お子様向けになりました。 どぉ? ダイイチそうじゃない? そーじゃなかったら、アクションなんてモロ大人の雑誌に連載しないってば。 思いっきり場違いじゃない。それ。 ということで、 クレヨンしんちゃんは、大人向けのマンガでした。 という仮説をたてたところで、 今日はここまで。 あっはっはっはっは。

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posted by サンタ at 23:11| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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