<状況:全巻完読>
ジャンルで言えば、間違いなく探偵マンガ。 主人公は探偵であると同時に売れっ子の推理小説家。 あれ?・・・・どこかで見たような設定、、、 ま、いっか。 あちらは二人だし。・・・・・(-.-) 喰いタン フツー、探偵マンガといえば息が詰まるような場面が連続してさ、 「皆さんお待たせしました」 などともったいぶらせてから、おもむろに犯人を「指名」するんだよね。 それでもって謎を暴かれてしまった犯人は大ショック!。 途端に顔面蒼白、全身ムンク状態になちゃうわけ。 それから本人自白の悲しい話が延々と続く・・・・・・ とまぁ、こんな組立なんだが、 これは全く違う。 全く違う。 探偵ジャンルの異端中の異端かも。 何たって「喰い」がある。 その一点においてのみ通常の探偵マンガとは一線を異なるのだよ。 とにかくだな、 一見シリアスのようで、実はまるっきりギャグマンガ。 このギャップの差を楽しむのがこのマンガの醍醐味じゃないかな? 特に最近は。。。最近でもないけど、 冒頭からギャグが入ってさ、中頃にシリアスなところを持ってきて、 最後にもう一度ギャグで落とす。 秘書の女の子の苦労が目に見えるようだ。 でも最近は開き直ってるよねぇ~。 この異常さを身をもって受け入れてるよねぇ。 そてにしてもさ、 同じ雑誌に同時に2本掲載なんてよくやるわ。 同時掲載のもう1本ってのは「味っ子2」ね。 ほれ、少年マガジンで一世風靡したあれだよ。 あの味っ子が大人になって、今じゃ~息子の話になってるよね。 ま、そちらの話は横にぽいっと置いといて。 「味っ子」の方が、ひたすら真面目路線だとすると、 こちらはギャグかましをやり放題、 楽屋落ちやり放題。 文句言い放題。 とまぁ、どーせ月イチで続き物も無いだろうって感じで 好き放題やってるみたいだよな。 本人はどうなんだろ? 「味っ子」より「喰いタン」の方が楽しかったりして。 結局は描いてる本人が楽しいマンガってのが一番面白いんだよね。 おいら、「味っ子」より「喰いタン」の方を長く続けて欲しいっす。 今日はココまで。。。(* ̄∇ ̄)ノ
- <キマイラ> 戸田幸宏・八坂孝訓
- <夢工場> 弘兼憲史・やまさき十三
- <めぞん一刻> 高橋留美子
- <ナッちゃん> たなかじゅん
- <釣りキチ三平> 矢口高雄
- 自己勝手 NA コミックスショートレビュー100 <part-3>
- <プロゴルファー猿> 藤子不二雄
- <ドラゴンボール> 鳥山明
- <キューティーハニー天女伝説> 永井豪・ダイナミックプロ
- <キリン> 東本昌平
- <ガッデム> 新谷かおる
- <風を抜け> 村上もとか
- <山田くんと七人の魔女> 吉河美希
- <ボクの初体験> 弓月光
- <ヘンゼルとグレーテル> 大友克洋
- <To-y> 上条敦士
- <海の御先> 文月 晃
- <REGGIE> ヒラマツミノル
- <江戸むらさき特急> ほりのぶゆき
- <宇宙戦艦ヤマト> 松本零士・西崎義展