2019年03月21日

<キリン> 東本昌平

山劇コミックシリーズ
バイク乗りの為のマンガです
独断と偏見的評価: ★★★★ (2020年9月16日現在)
<状況:全巻完読>

キリンは泣かない・・・・・・・・・・ このフレーズが全編にこだまするのよ。 キリン・・・伝説のバイク乗り。 このマンガの登場人物は誰しも 「最速」に憧れる、実に正しいバイカー達だわ。 バリバリ伝説のグンも言ってるでしょ。 「誰よりも速く・・・」って。 あるいはグンマも言ってるジャンね。 「ナンピトたりとも前を走らせね~~~~」って。 そそ。バイク乗りは常に最速を目指すのよ。 そんなバーカー達にとってのこの本は、 まさにバイブルのような本 だと宣言できるわ。 それで、タイトルの「キリン」ってのは、伝説のライダーだと さっき言ったけど、登場するのは最初の数巻だけ。 しかもいきなり高速でバトルだよ。バイクはカタナ。 まぁ、世間一般的に、バイクはスズキのカタナか、 カワサキのGPZ900R。通称「Ninja」しかないのよ。 認識的にかなり偏っているように見えるけど、これは正しい。 誰が何と言おうと、これは昔から決まってるんだからしょーがないのっ。 バイクに乗ってる連中もさ、人生バイクから始まりバイクで終われたら本望! そーんな妖しい連中ばかりでさ、しっかりアウトローしてるわさ。 それで、何度も登場するけど、最初の数巻でず~~~~~~っと 車とバトルしてた主人公が、東名でついにガードレール突き破って、 海にどぼ~~~~~~ん。 何とか助かったんだけどね。 へっきな顔して煙草ふかしてるし。 それで、それで、キリンの登場シーンはそれっきり。 以降伝説になりました。 あとは次の伝説のマスターの周辺の話になってくるんだけどさ、 こーいう連中っているいるいるいるいるいるいる~~~。 おいらの周辺にもいっぱいいるぞ。 皆心底楽しくバイクに乗っているさ。 夏の北海道へ行ってご覧。 最近やたらリッターバイクがはこびってるけどさ、 皆さん正しくバイクを改造してさ、バトルスーツに黒いメットで 道道をかっとんでらっしゃるから。 その成れの果ての姿は・・・・何となくマッドマックスの世界が見えるんだよ。 ちなみにマッドマックスに登場するバイク達も面白かった。 Z1000Rという日本で売っていないバイクに様々な改造を加えてたわさ。 最近は隼とかブラックバードとか、そんなバイクが人気だけど、 やっぱバイクはねぇ~~~。Ninjaがええなぁ。 あと、個人的にはやっぱCB750FOURかな? 今更復活再販売しなくてもいいってば。 この「キリン」ってのは、 そーいう人たちの物語なのでした。 今日はここまで。

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posted by サンタ at 00:00| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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