2013年02月17日

<見栄講座> ホイチョイ・プロダクション

山劇コミックシリーズ
大はまりして笑ったよぉ
独断と偏見的評価: ★★★★ (2013年2月15日現在)
<状況:全巻完読>

気まぐれコンセプトにしとこーかなーって思ったけど、 こちらにしときましたー。 え?・・・・これ、 マンガじゃないって?

気のせいです。

ま、いーじゃんね。気まぐれコンセプトの親戚ってことで。 詳しいことは忘れたけどさ、 んじゃとりあえず気まぐれの方から・・・ あれって、元々大手広告代理店の広告マンが独立したのかな? マンガが描けるやつにマンガを描かせたら、 これがたまたま当たってさぁ、たちまち大ブレイク。 時代はバブルのまっただ中でさ、 このマンガが結構時代をつくってたんだわ。 でね、マンガの内容もだ、広告代理店の営業マンの、 嘘のような、ホントのような、実は限りなく本当に近い、 そんなネタのかたまりでね、おいらにも身に覚えある話よぉ。 例えば広告代理店の営業マンがクライアント先のエレベータの中で、 カーペットに印刷された会社のマークを踏みつけただけで 仕事が飛ばされるとか・・・・ これは結構笑えない話なんだよ。 体育会系営業マンの、体力系接待術とか。 これも結構笑えない話なんだよ。 実際にそーゆーの、よく耳にするもんなぁ~~~。 まぁ、とにかく、いかに仕事をテキトーにやって、 いかに女性をゲットするか!。あるいはヤレるか!。 その辺りに話題が集中しているのさ。 で、そーいうマンガネタを発展させたのが、今回の話題、『見栄講座』。 これはもともと、スピリッツ誌で短期連載してた記事を、 まとめてマンガ化したものなんだけどさ、 その時代がね、 まさにおいらたちの時代とベストマッチングでさ、 『女にモテる為に!』これを最大の合言葉にして、 ありとあらゆるミーハーな事をマスターする。 例えばテニスやスキー。今だとボードになるんだろうけどさ、 やっぱ、その当時のおいらたちはまず、

スタイルから入るんだよ。

でも、例えば装備がばらばらだとか、やることが素人っぽかったらダサいじゃない。 はたから見たら、どちらが恰好良いか、一目瞭然ジャンねぇ。 いわゆる、例え始めたばかりのド素人でも、それなりにカッコつければモテる!。 例えばスキーやボードの板は、最近活躍した選手と同じブランドを持つべきだとか、 テニスでは雨が降ったらすかさずラケットを濡れないように隠すとか、 フランス料理を食べるときに『通』だと思われるポイントだとか、 とにかく技術なんかそっちのけ。先ずは見た目と、それっぽい立ち回り、 それから感心されるようなウンチク。これだよ。 このウンチク部分は後に更に発展してさ、『事情通』という特集になったわ。 よーするに、そーいう人たちのバイブル本なのさ。 てこで、今日はここまで~~~。

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posted by サンタ at 18:02| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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