2013年02月17日

<気分はもう戦争> 大友克洋・矢作俊彦

山劇コミックシリーズ
戦争マンガだけど、戦争マンガじゃない
独断と偏見的評価: ★★★★ (2020年9月16日現在)
<状況:全巻完読>

今のご時世、こーいうタイトルのマンガが好きだと 言うのがちょーーーーっと遠慮しちゃうよねぇー。 昔々・・・(何処かで聞いたフレーズだわ・・) long long time ago・・・(これも何処かで聞いたか?・・) I'll be back・・・(これはチト違う) 息も絶え絶えに週刊アクションで連載してたコレ。 本当に毎週楽しみにしてたんだからぁ。 なのに、なのに、すっぱりと振られた事は数知れず。 そんな、そんな、彼女のようなマンガ。(言いすぎ?) 話としては・・・・・・・・ 結構いいかげんだわ。 一本の話として繋がっているようで、てんでばらばら。 じゃあ短編集かというと、実はちゃーーーんと 繋がっている。 わけわからんっしょ? おいらも訳わからん。 でも実際そーいうマンガだもの。 一冊の本の中で何本かの支流があるみたいなんだけどさ、 いちおー本筋はこれかなぁ。 え~~~~~と。 ある時突然中国とロシアが戦争を始めちゃったわけ。 それで、その何を応援しに行くんだか、 わけわかんない自称過激派と、 自称サムライと、 これまた正体不明なアメリカ人の 自称ガンマンの3人が、 血わき肉踊るような戦争を求めて 中国大陸をふらふらさまようというマンガ。 そして最終局面では、 場面は中国最後の砦。中国ミサイル基地の指令がさ、 知らない間に終戦という事実に腹を立て、 つい、 ほんとうに、 つい。 核弾頭を積んだミサイルの発射ボタンを押しちゃった~ 核弾頭ICBMは、深夜のモスクワを直撃。 さぁ、どうなる最終話。 お楽しみは単行本でも買ってみてちょ。 本筋は一応これなんだけど、それだけじゃなくてさ、 本当に、 本当にさぁ~。 とにかく、この本は大友センセのいろーーーんなエッセンスが 詰まってるんだわぁ。 タイトルに惑わされちゃーあかんよ。 ちなみに、この表紙絵は プラモの世界では第一人者、高荷義之氏。 本格的なパッケージアートなのさ。 リアル絵と言えば右に出る人が無いってくらい上手いよおぉ。 てなことで、 今日はここまでさ。

関連サテライトサイト


ラベル:コミックス 漫画
posted by サンタ at 17:22| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください