この人の代表作は、文句無しに「ハイカラさんが通る」だろう。 多分「ハイカラさん・・・」の方がメジャーだと思うんだけど、 あまのじゃくなおいらは、あえて「2600年・・・」で。(笑) なんったってこちらの主人公は 男だし。 ま、多少は、若干は、いろいろと、そうね、 いかにも女性好みには仕上がってるわ。 物語の舞台は、紀元2600年。 西暦じゃないよ。 ジャパンオリジナル。天皇様紀元だよね。 馴染みある年代で言うと・・・・ 大体ねぇ、昭和の初期って感じかな~? 詳しくなんてしらねぇってば、ま、それくらいということで。 それで、ストーリーとしてはだ、あるとき、あるところの若者が、 この場合は主人公を差すんだけど、あるところからお迎えがあるわけだわ。 んで、なんだかんだで行ってみると、そこはでぇ~~~~んと青葉城。 青葉っていうくらいだから、仙台なのかな? と思ったりもするけど、 ま、細かなことはさっさと省いて・・・・。 それで周りが言うには、自分はこの城の城主だというんだわ。 それからいろいろあって、(またか・・・) ここの連中に自信をつけさせるには野球だ!。 何故野球かは知らん。 とにかく野球で日本一を目指せ!。となった。 それからまたいろいろあって、勝ち抜いて、甲子園だぁ~~~~ というところで戦時中になってしまい、中断。 とまぁこーいう話。 わかった? 少女雑誌にしては珍しい高校野球マンガなんだよ。 戦前だから、正確には中等野球とも言うかもしれんけどね。 ほんっとうに、やる気の無いド素人集団を鍛え、 鍛え・・・・・ ひたすら鍛えて、 練習試合をやりながら挫折なんかを繰り返す。 すぽ根だ! 何だか本格野球マンガじゃん! それからこの青葉の生活。 主人公のおぼっちゃまんは元は都会育ちなのに、 ここは時代錯誤がめっちゃすごくて、 学校は青葉城。しかも正座。 学生達は一見同じ様に見えるんだけど、きっちり身分があったりして、 それぞれが身分相応な生活をしてるんだわ。 城代を筆頭に家老や小姓や忍者までも登場する。 で、まずこの身分制度を壊しにかかったんだな。 ほんと、少女マンガにしとくのは惜しいくらい。 全体を軽快なギャグで包みながらも、 最後の辺りは戦争に巻き込まれていく、 あるものは戦死し、あるものは生きて帰ってくる。 戦争の動乱っていうのはこの人の十八番なんかな? はいからさんも、結局あれだろ? 少佐~~~~~~~~~って。 わりと何度も読み返したマンガだったなぁ 。 ということで、本日はここまで。
- <キマイラ> 戸田幸宏・八坂孝訓
- <夢工場> 弘兼憲史・やまさき十三
- <めぞん一刻> 高橋留美子
- <ナッちゃん> たなかじゅん
- <釣りキチ三平> 矢口高雄
- 自己勝手 NA コミックスショートレビュー100 <part-3>
- <プロゴルファー猿> 藤子不二雄
- <ドラゴンボール> 鳥山明
- <キューティーハニー天女伝説> 永井豪・ダイナミックプロ
- <キリン> 東本昌平
- <ガッデム> 新谷かおる
- <風を抜け> 村上もとか
- <山田くんと七人の魔女> 吉河美希
- <ボクの初体験> 弓月光
- <ヘンゼルとグレーテル> 大友克洋
- <To-y> 上条敦士
- <海の御先> 文月 晃
- <REGGIE> ヒラマツミノル
- <江戸むらさき特急> ほりのぶゆき
- <宇宙戦艦ヤマト> 松本零士・西崎義展