山劇コミックシリーズ
こわいようで楽しい妖怪マンガ
独断と偏見的評価: ★★★★ (2020年9月16日現在)
<状況:全巻完読>
<状況:全巻完読>
鎌倉の物語である。 鎌倉と言えば、江ノ電。江ノ島電鉄だっけ? 江ノ電と言えば湘南。 おいら正直言って高校出るまで湘南って何処? っていう感じだったな。 それも、湘南ボーイとか、サーファーとか、 そーいうの関係なしに、 どちらかとゆーと、江ノ電。 それから江ノ島。 名前とか写真は良く見るんだけどさ、 それって一体何処? そんな感じでねぇ、鎌倉と言えば江ノ電だったわ。 それから、実際に江ノ電乗ったのはさ、 大学卒業して就職してから数年後。 友人が仕事の関係で湘南に引っ越したのよぉ。 それでやっと、長い間謎の地域だった湘南に 目出度く行く事ができたのさ。 前振りが長くなったけどよ、 このマンガの舞台は、まさにここ。 鎌倉から江ノ電で江ノ島あたりまで。 ここらの杜には魔物が住むらしい。 地域的歴史とか考えてくと、なぁーんとなく納得かな? そーいうところの屋敷に住む小説家の宅へ、 嫁入りして来た亜紀子が、いろいろな カルチャーショックを受ける物語。 ここらは古くから有名人の避暑地であると同時に、 魔物たちがあたりまえのように住んでいるところで、 偽金を使ったと思ったら狸が葉っぱで化かしてたとか、 鬼がサーフィンやって楽しんでるとか、 なんちゅうのかなぁ、 日常と非日常的な部分が混在して 区別がつかなくなっているのさ。 もしかして夢の話かもしれないような世界は、 毛色がちょっと違うけど、 アタゴオル物語のような、そんな心地よさがあるのかもね。 ところで、江ノ電江ノ島駅の駅舎って、 いつからあんなまっかっかになったん? 見たとたん笑いが止まらなくなったわ。 それでは、今日はここまでって事で。
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