<状況:全話完読>
最初この絵を見て思ったのは、いや、実は今も思ってるんだけどさ、登場する連中がさ、
なんつーイモ兄ちゃんだ!
ってこと。なんでかなー、唇のあたりの形のせいなんかな? まるで・・・
たらこくちびるっ!
な~んだかダサイったらありゃしない!。これね、きっと細い線を使いすぎてるせいだよ。そのせいで、あーいう印象が出ちゃうんだろうなぁ。でもさ、そういうイモっぽさが、この物語的にはすごく、あってる。不思議だ。そもそもこの人、恰好良い人たちを描くのは実はすごく苦手じゃないの? という気がしてならないんだなぁ。チームに入ってからというもの、あちこちの峠でバトルを繰り返すんだけど、言っちゃ悪いけど恰好良い連中なんてまるで皆無だわ。はっきり言ってどれも同じ。話の方は、最近の展開はともかくとして、すごく面白いよね。豆腐屋の息子が豆腐を壊さないように運ぶために知らず知らずのうちに運転技術が向上していた・・・というところなんか、まるで、
ベストキッドじゃん!
まぁ、ああいう非力な旧式な車のポテンシャルを十分に引き出せるのは当然ダウンヒルしかないわけで、どちらかというと、よりラリーに近いんじゃないの?
そだよね~登り坂や、特に直線なんてはっきり言ってパワー勝負だからさ、馬力がある方が勝ちなんだよ。だから、勝負は常に・・・往復勝負!!!なんだな、これが。登りで引き離されたところで、下りでばん回し、最後に勝つ。こういった話って、読んでいて気もちいじゃん!。勧進懲悪。最後に必ず善が勝つ。そりゃーもう、お約束お決まりのお黄金パターンでしょ!。登場人物の中で、一番のお気に入りは、やっぱ、あの豆腐屋の親父さぁ。あの見えてるか見えてないかわからないような一筆書き目で、「くいっ」「くいっ」って軽くハンドルを切りながら
平気でコーナーをクリアしていく。もしかしたらあの親父が最強なんじゃないかしらん?だから、最後にはきっと、親父が立ちはだかって、親子対決になるんだよ。。。(笑)
「とうちゃん・・・・・・・・・」なんて・・・・言わないか。(爆)
関係ない話だけど、面白い同人があったわ。タイトルは何だっけなぁ~。「電車でD」だっけな~~~~~???
タイトルでわかると思うけど、 内容は電車でバトルするのよ。日本各地の路線の目玉車両がいろいろ登場してさ、もちろん、いろいろなところでバトルを繰り返すのね。
「次の200Rが勝負だ。」
「こちらのモーターはトルク型だから速度は不利だ」
「30/1000登りはきつい・・・」
なんて叫びながら、この主人公は上下線をまたがりながら電車をスライドさせていくんだわ。理屈なんてどーでもいいわさ。思わず笑っちゃった。てことで、今回ココまで。。。(* ̄∇ ̄)
<後日談>
先日、長い連載だったこの作品もようやく最終回を迎えた。
正直言うと最後辺りは殆ど連載で読んでいない。
ぶっちゃけどーでもよかった。
それでも一応そろそろ最終回のアナウンスがあってからは立ち読みしておいたものの、
いつからこんなに手抜きの作品になった?
ページ数少なくない?
それでいざ最終回。・・・・・・・・はぁ?
まるで祭りは終わったから家に帰ろう的なエンディングは何?
なんていうか、1つの時代が終わったということなんだろうかね。
近頃漫画に出てくるような連中居なくなったしなー。
ていうことで、連載打ち切りですか?
何だかねー、結局絵柄もちっとも上手くならなかったしねー。
次回作はあるのか?
- <キマイラ> 戸田幸宏・八坂孝訓
- <夢工場> 弘兼憲史・やまさき十三
- <めぞん一刻> 高橋留美子
- <ナッちゃん> たなかじゅん
- <釣りキチ三平> 矢口高雄
- 自己勝手 NA コミックスショートレビュー100 <part-3>
- <プロゴルファー猿> 藤子不二雄
- <ドラゴンボール> 鳥山明
- <キューティーハニー天女伝説> 永井豪・ダイナミックプロ
- <キリン> 東本昌平
- <ガッデム> 新谷かおる
- <風を抜け> 村上もとか
- <山田くんと七人の魔女> 吉河美希
- <ボクの初体験> 弓月光
- <ヘンゼルとグレーテル> 大友克洋
- <To-y> 上条敦士
- <海の御先> 文月 晃
- <REGGIE> ヒラマツミノル
- <江戸むらさき特急> ほりのぶゆき
- <宇宙戦艦ヤマト> 松本零士・西崎義展