2013年02月17日

<怪人アッカーマン> 新田たつお

山劇コミックシリーズ
宇宙イチやらしいSFマンガ(笑)
独断と偏見的評価: ★★★★ (2020年9月16日現在)
<状況:全巻完読>

そういえば、最近はすっかりヤー様筋のシリアス系なマンガが多いよね。 例えば 「静かなドン」 例えば 「こちら凡人組」 例えば 「ビッグマグナム黒岩先生」などなど~。 でもでもっ。 でもねっ 新田先生の出世作と言えば、絶対にこれ。 アッカーマン 「怪人アッカーマン」!!!!!! まぁ~、容姿と性格は、ドクタースランプの 「すっぱまん」を、100万倍くらいエロくした感じかなっ。 これ、マンガのジャンルとしては何になるんだろ? 言ってみればSFパロディーかな? とにかくありとあらゆるSFをネタにエロく遊んでる。 宇宙イチわいせつでエロいヒーロー(?)。 怪人アッカーマンが繰り広げる超エロナンセンスコメディー。 あらゆるSF映画にあらゆるSFTV番組。 国内海外を問わず、いろ~~~~~~んなキャラが登場する。 当然本家スーパーマンや、スーパーガールにワンダーウーマンなんてのも登場するさ。 そして、あらゆる女性、あるいはメスを

犯して 犯して 犯して 犯しまくるっ!

アッカーマンの手にかかったら、どんな女性(メス)も 一瞬のうちに妊娠してしまう。 居合の達人のごとく、一瞬で勝負がつく。(一瞬でいいのか?) とにかくそんなマンガさ。 ストーリーは全編そんな猥褻なアッカーマンが 全宇宙を「股」にかけて、所狭しと、そしてパワフルに飛びまくるのさ。 例えばエイリアンのパロディーでは、 アッカーマンは当然エイリアン役で、 船長以下、宇宙船のクルーはぜーーーんぶ女性。 かなり強引な設定だけど、いいの。そーいうものなんだから。 船の暗やみの中、女性が一人、また一人と アッカーマンの餌食になってゆく。 かの名場面、換気口でエイリアンを探索するシーンでは、 悲鳴と共に船長が消えた跡には、 「ごちそうさま」と落書きされたパンティーが落ちている。。。 残されたパンティーを手にしたリプリーが一言・・・

「やられたっ(犯られたっ)」

そういうマンガさ。 でも、全編ギャグのかたまりだから、 いやらしさは全く無いんだわ。 あらゆるSFヒロイン達とSEXしまくっているのに、 全然いやらしくない。 というより、 あまりにもばかばかしすぎて、 開いた口がふさがらない! というのが正しい? エログロナンセンスに、シュールを重ねて、 それを1万倍くらい増幅したような、そんな感じ。 何だこれは?。意味ないじゃん! という場面があちこちある、ってか、そのものだし。 とにかく読んでいてばかばかしい。 実は、このエイリアン編が出たのは映画のエイリアンと同時でさ、 おいら新田本を読んでから映画を観に行ったものだから、 本来緊張していなくてはいけない場面であのマンガのシーンがよみがえってさ、 笑えて笑えて仕方なかったんよぉ~。 周囲は緊張して表情をこわばらせているのに、 おいらだけ笑ってるんだよ。 端から見りゃ~、かなりヘンだよ。絶対ヘン。 映画の筋というより、よくぞここまでパロったと。 そちらの方で感動した。(爆笑) たまらんげぇ~~~~~~~~~~~~。 どぉ?。 もうとっくに絶版だそうだから、 古本屋で見かけたら一度読んでみるといいよ~。 SFファンに特にお勧めのマンガです。 わはははははははははははは。 今日はここまで~。(^.^)/

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posted by サンタ at 15:16| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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