2013年02月17日

<俺の空> 本宮ひろ志

山劇コミックシリーズ
男子の間で噂のマンガだった
独断と偏見的評価: ★★☆☆ (2020年9月16日現在)
<状況:全巻完読>

昔、深夜系のテレビで「11PM」ってのがあった。 セブンイレブンでも、AMPMでもない。それはコンビニ。 平日の毎日の放送でさ、大橋巨泉は釣りの日だからあんまし関係ないと。 でだ、毎週何曜日だったか覚えが無いが、 こっそり楽しみにしてた週があってさ、 親の目を盗んではこっそりと見てたさ。 当然ボリュームはミニマムで。 思春期の男子は大変なのさ。 それで、雑誌の方でも、 「平凡パンチ」とかさ、あるいはあれよ。 やっぱ「週刊プレイボーイ」ちゃうか? 今のインターネットの環境からすると可愛いものだったけど、 こーいった雑誌を手に入れて学校に持ち込む奴は、 間違いなく仲間のヒーローだったさ。 でもな、これらーは所詮日本版だよな。 ある日ある奴がハワイ旅行へ行った際に、 何処をどー隠して来たのか、 本場アメリカ版「プレーボーイ」とか、 その当時日本版が無かった頃の「ペントハウス」とか、 数冊学校に持ち込んだ奴がいたわ。 当然、1日ずつ持ち回りで借りたのは言うまでも無いけどな。 思春期の男子は大変なのさ。 それで、話を戻すけどさ、 その当時のプレイボーイで連載してたのがこれ。俺の空。 おいらたち男子連中の中で、プレイボーイにエッチなマンガがあるという 噂になったのさ。あはは。 いったいどの辺りから見てたのか覚えない(いつものことだ)。 最初の辺りは単行本で読んでるから、かなり後の方かもしれんわ。 とにかくだな、本宮マンガはいつもの事だけど、 一見爽やかなオトコだわ。 な~んで「一見」かというとさ、

結局権力持ってるんだよ。
何だかんだ言って金持ちだ。


男のひがみだって大いに言って貰って結構。 どうみても普通の家庭でないもの。 学業成績は抜群。スポーツ万能。 実家には金なんていくらでもある。 そんな安田一平が嫁さん探しの旅に出るっちゅうマンガだ。 百歩譲ってそこまではいいんだけど、 旅に出る一番最初に女教師の家へ行って、 女性を教えて欲しいとかで童貞を捨てる? それからは本当に好き放題、やりほうだい。 最初の頃はひたすら前半部分の水戸黄門のごとく、 じっと耐えていて、どーにも困ったら、 結局は親の七光りと金だよ。 かなり豪勢に遣いまくりしたって感じか? あ~あ。というマンガ。 最後ってどうなってたっけね。結局嫁さが見つからなかったんだっけ? それで再び旅に出る・・・・こんなラストじゃなかったかな? 実はきっちりと終わらせない最終回てのが その後の本宮作品の大きな特徴になるんだわ。

第一部完!

実はこの頃から始まってたんだよ。 とりあえず読んでる間は楽しいんだけどね。 ということで、今日はここまでさぁ。

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ラベル:コミックス 漫画
posted by サンタ at 15:06| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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