<状況:全巻完読>
昔、深夜系のテレビで「11PM」ってのがあった。
セブンイレブンでも、AMPMでもない。それはコンビニ。
平日の毎日の放送でさ、大橋巨泉は釣りの日だからあんまし関係ないと。
でだ、毎週何曜日だったか覚えが無いが、
こっそり楽しみにしてた週があってさ、
親の目を盗んではこっそりと見てたさ。
当然ボリュームはミニマムで。
思春期の男子は大変なのさ。
それで、雑誌の方でも、
「平凡パンチ」とかさ、あるいはあれよ。
やっぱ「週刊プレイボーイ」ちゃうか?
今のインターネットの環境からすると可愛いものだったけど、
こーいった雑誌を手に入れて学校に持ち込む奴は、
間違いなく仲間のヒーローだったさ。
でもな、これらーは所詮日本版だよな。
ある日ある奴がハワイ旅行へ行った際に、
何処をどー隠して来たのか、
本場アメリカ版「プレーボーイ」とか、
その当時日本版が無かった頃の「ペントハウス」とか、
数冊学校に持ち込んだ奴がいたわ。
当然、1日ずつ持ち回りで借りたのは言うまでも無いけどな。
思春期の男子は大変なのさ。
それで、話を戻すけどさ、
その当時のプレイボーイで連載してたのがこれ。俺の空。
おいらたち男子連中の中で、プレイボーイにエッチなマンガがあるという
噂になったのさ。あはは。
いったいどの辺りから見てたのか覚えない(いつものことだ)。
最初の辺りは単行本で読んでるから、かなり後の方かもしれんわ。
とにかくだな、本宮マンガはいつもの事だけど、
一見爽やかなオトコだわ。
な~んで「一見」かというとさ、
結局権力持ってるんだよ。
何だかんだ言って金持ちだ。
男のひがみだって大いに言って貰って結構。
どうみても普通の家庭でないもの。
学業成績は抜群。スポーツ万能。
実家には金なんていくらでもある。
そんな安田一平が嫁さん探しの旅に出るっちゅうマンガだ。
百歩譲ってそこまではいいんだけど、
旅に出る一番最初に女教師の家へ行って、
女性を教えて欲しいとかで童貞を捨てる?
それからは本当に好き放題、やりほうだい。
最初の頃はひたすら前半部分の水戸黄門のごとく、
じっと耐えていて、どーにも困ったら、
結局は親の七光りと金だよ。
かなり豪勢に遣いまくりしたって感じか?
あ~あ。というマンガ。
最後ってどうなってたっけね。結局嫁さが見つからなかったんだっけ?
それで再び旅に出る・・・・こんなラストじゃなかったかな?
実はきっちりと終わらせない最終回てのが
その後の本宮作品の大きな特徴になるんだわ。
第一部完!
実はこの頃から始まってたんだよ。
とりあえず読んでる間は楽しいんだけどね。
ということで、今日はここまでさぁ。
- <キマイラ> 戸田幸宏・八坂孝訓
- <夢工場> 弘兼憲史・やまさき十三
- <めぞん一刻> 高橋留美子
- <ナッちゃん> たなかじゅん
- <釣りキチ三平> 矢口高雄
- 自己勝手 NA コミックスショートレビュー100 <part-3>
- <プロゴルファー猿> 藤子不二雄
- <ドラゴンボール> 鳥山明
- <キューティーハニー天女伝説> 永井豪・ダイナミックプロ
- <キリン> 東本昌平
- <ガッデム> 新谷かおる
- <風を抜け> 村上もとか
- <山田くんと七人の魔女> 吉河美希
- <ボクの初体験> 弓月光
- <ヘンゼルとグレーテル> 大友克洋
- <To-y> 上条敦士
- <海の御先> 文月 晃
- <REGGIE> ヒラマツミノル
- <江戸むらさき特急> ほりのぶゆき
- <宇宙戦艦ヤマト> 松本零士・西崎義展