2013年02月17日

<おーい!竜馬> 小山ゆう・武田鉄矢

山劇コミックシリーズ
ややこしい幕末をやさしく解説する入門本
独断と偏見的評価: ★★★★ (2013年2月15日現在)
<状況:全話完読>

さて、2日連続で時代劇だ。でもこちらはほり先生とはちぃーと違う。
かなりマジだよ。マジ。でも、この場合は役者がへぼじゃないからいいよ。
マンガだから当たり前か? うへへっ
本誌を見ると原作は武田鉄矢て事になっている。
武田鉄矢?・・・あいつか?・・・
でもなんでまた?
当時はすごく不思議だった。
武田鉄矢が原作を書ける?
実は。。。
いまもわからんっ(笑)
でもまたそのまた原作は「竜馬がゆく」なんだろうな。
でも今では文庫になっているその原作本を本屋の本棚で
ずら~~~~~~~~っと並んでるのを見るだけで、げげっと来るので、

今まで1度も読んでいなかった。

あの本の物量を見ると、そらーめげるわ。
でもあれだよなぁ、雑誌で連載されていた当時は、
あんましコンビニでも見かけなかった事もあるしさ、
あまりにも断片的にしか見なかったから、あえて無視をした。
どーせいずれコミックスで出るだろうからさ、そうなったらまとめて読もうか。
そう考えてたら、
ある日友人の家に行ったところ、全巻揃ってるじゃん。
ラッキィ~~~~~~!。
めでたくも、自分の財布を全く傷めないで借り受けに成功~~~。
それから一気に読んだんだけど、
そら~~はまったはまった。大はまり。
ごくごく短期間のうちに何度読み返しただろう。
ものすご~~~~~くよかった。
ストーリーを少しかいつまむと、
昔々幕末と言われる頃、土佐の郷士として竜馬が生まれ、
様々な不条理を受けつつ、ある日土佐藩を脱藩。
それから勝海舟のもとへ身を寄せ、右へ左への大活躍。
ついには幕府は太政奉還。幕府は倒れ、竜馬はさらなる境地を目指すところで、

近江屋にて暗殺!

短いけどこんな感じ。
詳しく知りたい方は本屋へ急行するように。
大体なぁ、おいらこの幕末辺りの歴史ってさ話がややこしすぎてよー理解してなかったし、
あんまし真剣に勉強してないんだわ。
だって平和な江戸時代が過ぎててさ、突然歴史が動き出してさ、
どんどんどんどん加速しちゃって、いろんな事件や人物が出てきたじゃんね。
はっきりいって
わけわからんのさ。
だから、こういった大河的で、いろんな人物や組織、人間関係がはっきり描いてある
そういうマンガなんで、読んでいて面白くてたまらないさ。
それで、原作が良かったこともあるけど、作画担当の小山氏も素敵だわ。
一見ちゃらんぽらんで明るいかな?とも思えるけど、実は暗め。
小山氏の描くマンガは基本的に暗いんじゃないかな?
そーいう話は置いといてさ、
なんちゅうのかな、この竜馬像がさ、その後の竜馬のスタンダードになってしまったような感じがするな。
ほれ、いつだっけ。少年マガジンに「むつ利之」が「竜馬へ」というマンガを描いてた。
あれって内容的にぁ、小山版そのものじゃんね。
登場人物。ま、少年期の顔は違うけどさ、大人になってからの風貌なんて、
どー見ても、うりふたつ。
これはいったい誰の指示だ? 編集部か?
話の方も、小山版の部分取りダイジェストって感じでさ、
全体になるバックボーンっていうの? まるでストーリーが無かったのよ。
何だか子供だましって感じ。
あそこまで見事にパクリするマンガも珍しいんちゃうか?
話がそれたけど、それくらい、
竜馬といえばこの「おーい!竜馬」がスタンダードになっているよね。
おいらかつて電車旅行で土佐には行ったさ。
でも、でも、時間が無さ過ぎで、桂浜へは行ってないんだわ。
それがすっげ~~~~~~~惜しい。残念。
そのかわり、板垣退助記念館は、
外からながめた(笑)
結局見てないじゃん!。
まーとにかく土佐まで行ったのは確かなんだよ。
それにしてもさ、
竜馬は機会があったらもう一度読んでみたい本の一つだね。
あの物量的迫力にに負けた小説版の方も、いずれ読み倒してやろう。
今は無理だが。
今日はここまで。

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posted by サンタ at 14:06| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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