2013年02月16日

山劇 No.116 オーディオ最終システムを再現してみた

山劇/となりの山劇シリーズ
かつて持っていたシステムの最終形

最近では一部のマニアな人達の趣味になってしまったが、かつての男子たるものどこの家にも「オーディオ」のワンセットがあったものでした。ところがまぁ、時代なんだろうねー。メイン音源がレコードからCDにシフトしてきた頃から、いわゆる「デジタル」が登場してきて、環境というか機材自体の方向性が変わってきたんよね。同時にCDによって音楽再生がお手軽になったものだから、一気に軽薄短小的な機材が多く登場し、高価で複雑なものと安価でお手軽なものが両極端に別れた感じがします。

それで自分ちの話ですが、結婚して新居(アパート)に入って、子供が出来てから家の中が一気に狭くなってしまったのです。資金的にもコレ以上音楽方向に投資できない状況になったので、一旦全てをゼロにしたのであります。レコードはかみさんちの倉庫に押しやり、機材一式全てを後輩に無償で進呈してしまいました。その代わりに省スペースでお手軽な高機能ラジカセを購入したつもりでしたが、外観に反して無能っぷりを晒すことになったんですね。

それからいろいろ環境に変化が有りましたが、現在は音楽は基本的にPC保存。PCのデータベースから各種デバイス用に編集するという感じになってます。

ところで、かつて所有していた最終セットとはどんなものだったのか。記憶を頼りにネットを探ってみると画像があるものです。驚きました。しかし1つだけ足りない機材があります。それは2セットあったスピーカーの、図体が巨大なスピーカ。実はこれは自作でしたので写真があるわけないです。残るは小物関係。NationalのオーディオタイマーとかSONYのスタジオヘドホンとか、一時はテクニクスのオープンリールがあったりしました。テレビも当時としては大きいSONYブラックトリニトロン25型とかがありました。今思うと大したものを持ってたんだねー。


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レコードプレイヤー DENON DF-37F + テクニカVM型カートリッジ
最近は「デノン」と言うそうですが全く馴染みません。うちらの世代は「デンオン」ですよね。カートリッジはテクニカの他にはシュアーとかピカリングとか使ってました。


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プリメインアンプ 京セラ A-710
なんと京セラがアンプを作ってたんです。ベースがセラミック製ですっげー重いんです。まともに持ったら腰をやられます。


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CDプレイヤー 京セラ DA-910
アンプとセットデザインのCDプレイヤー。やはりベースがセラミックで、今では考えられない程重かった。昔はCDでさえこんなにゴツかった。


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カセットデッキ TEAC C-3
TEACの技術がぎっしり詰まった逸品。Cシリーズ3兄弟の末弟。見た通り飾り気が全く無く、まるで計器のようなメーターと外観がプロっぽくて良かったし、操作系が毅然とまとめられていてとても使いやすかった。


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カセットデッキ ONKYO TA-W991
カセットのお手軽ダビングと長時間BGM用に購入。この手のデッキはゴテゴテとした機材が多い中、シンプルな外観がお気に入り。通常のダブルカセットは片側が片側再生のみの場合が多いが、これは左右キッチリダブルオートリバースなので延々と再生可能。BGMに最適でした。


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チューナー TRIO KT-8100
TRIOというのは現在で言うところのKENWOOD。元々チューナーの専門メーカーでした。機材としては一流なのですが、電波環境があまり良くなく、本来の性能を発揮させていたかどうかはあまり自信ありません。


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スピーカー SONY SS-R1
元々住んでたところが街の中の小さな家だったので大音量で鳴らすわけにもいかず、部屋に丁度いい小型サイズで選びました。構成は2ウェイですが、意外にバランスがいいいい音が出ました。



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posted by サンタ at 10:10| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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