2019年03月15日

<アグネス仮面> ヒラマツミノル

山劇コミックシリーズ
これぞ正しいプロレスマンガだ


独断と偏見的評価: ★★★★ (2016年7月17日現在)
<状況:全話完読>

おいらこれが楽しみで楽しみでスピリッツを読んでたのに、もう再開しないの? まだ? なかなかあの仮面を見れなくて寂しい思いをしてるのよ。 早く帰ってきてくれよぉ。 と、今回は ラブコール から始めてみました。
それにしてもこの人、格闘技やらせると上手いねぇ。 ホント、感心するほど上手い。 しかも、登場人物が残らず怪しくてしたたかで、特に帝日プロを引退した筈の社長。 マーベラス虎島が最高ジャン。 ずるくて、策士で、おとぼけが上手く、しかもいい加減。 それでもって、引退したはずなのにその迫力はどこから来る? こんな天然キャラの存在がこのマンガを特徴付けてるんだろうなぁ。 血湧き肉踊る コレはこのマンガにこそ大似合いの言葉さ。 んで、この話の出だしの所。 アメリカへの武者修行から帰ってきたら、 所属していた筈の大和プロが潰れてた? はぁ? そらー驚くわな。でも、 この展開ってどこかで見てない? デジャヴューですか? いやいや、これは「1・2の三四郎2」の展開だよねぇ。 三四郎はさっさと転職してファミレスの店長になったんだけど、こちらのほうはなしくずし的に「アグネス仮面」として、敵であるはずの帝日に所属することになってしまう。しかも、「道場破り対策部係長」って肩書き迄もらって・・・それから無理やり弟分として設定されたマチルダ仮面。 これなんてまるで、「のたり松太郎」の田中みたい。 変に自信がつくとやたら強気になるという性格がそっくりじゃん。
それにしても最近はこーいった手に汗握るマンガってのは少なくなってきたわ。 やっぱこーいう力と力、技と技。意地と意地。 やせ我慢VSやせ我慢。 こういうマンガがもっともっと全面に出て欲しいナァ。 ということで、本日はここまで。



posted by サンタ at 00:00| Comment(0) | 山劇コミックス | 更新情報をチェックする
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