2013年02月12日

となりの山劇 No.061 偶然かね


たまたま悪いことが重なっただけ


 先月まで、ワシんちのベランダにワシの身長よりも高い鉢植えの『花水木』があった(既に過去形)。
 その鉢は長男が生まれた時に『誕生樹』として今住んでいる穂積町(現在瑞穂市)からもらったんだけど、出生届を出すとき、窓口の人に「いかがですか」と聞かれて、貰えるモノは何でも貰う主義のワシは、すかさず「もらいます」と言ってしまった。

 この時に、もう少しよく話を聞いておけば良かったんだけど、後日取りに来て下さいと言うので、指定の日に取りに行くと、そこにあったのが『花水木』だった。

 見るとすっげーでかい。もっと小さい鉢を想像していたのだが、その貰った時点で既に身長近くの高さがあった。しかし、実物を見てからやっぱり要らないとも言えないので、苦労したがなんとか車に乗せ、アパートへ持って帰ってからベランダに設置した。

 住んでる町は案外昔ながらのお大尽が多く、結構大きい家が多い。そーゆー家庭はちゃんと庭があるからいいかもしれないけど、アパートは困るだけ。おかげでただでさえ狭いベランダが、余計に狭くなってしまったのだった。

 ベランダが狭くなって鬱陶しいとは思いつつも、それでも毎年きっちり春になりゃ白い花が咲くし、近くに緑があるのは気持ちがいいものだ。
 それなりに「悪くないな」と思っていたんだけど、樹木というものは年々確実に育つ。このままだと数年後には間違いなくヤバイ状況になりそう。そう判断したワシらは、なんとかもらい先を探して、引き取ってもらったんだな。

 それから数日後のこと、長男がトイレでころんで、口をタイルのカドにぶつけて口の中を思いっきり切って、しかも歯が抜けてしまうという怪我をした。そーいえばあの花水木って、確か長男の誕生樹だったよなー、と思っているうちに、ころぶはぶつけるは手にトゲが刺さって大騒ぎをするわで、とにかく連続してケガをした。

 それと全く同じ時期、わが家の公用車がめでたく10万キロを突破した。

 「10万キロを越えたらエンジンが止まったりしてねー、アハハハ」
 などと冗談を言っていた矢先、クラッチが壊れてしまって、本当に止まってしまった。この車はまだまだあと数年は現役として活躍して頂きたいので、仕方なく泣く泣く修理したが、部品代2000円、工賃30000円というとんでもない出費になった。

 そして修理から帰ってきた翌日、今度は空気取り入れ口の調節する所(名前がわからん)が壊れてしまった。それから数日後、今度はカーステレオのカセットが壊れてしまい、修理に出してあるが、未だに直ってこない。
 これって偶然にしては出来過ぎみたいだけど、でもやっぱり偶然なんだよね。そうだよね、ね。と、一人で納得している。





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posted by サンタ at 23:02| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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