2013年02月12日

となりの山劇 No.048 百草丸VS正露丸


共通点はどちらも苦い事


 実は、つい最近まで原因不明の下痢に悩まされていたのです。おっと、そこのお嬢さん。またシモの話かと言って逃げないように。・・・

 続けます。それが普通の下痢ならば1日も絶食すれば直るのですが、今回の下痢は10日も続いたのです。しかも、固形物ゼロという完璧な液体状態。おかげで通勤の電車に乗るのが恐怖の連続(笑い事ではない)でした。

 あんまし直らないものだから、もしかしらたあの『O(オー)』のやつかと思ったけど、液体物に特に変色ているように見えないので、とりあえず違うのではなかろうか。と、勝手なトーシロ判断でもってほっかっておいたのです。

 とは言っても一応わが家の常備薬の一つである『正露丸』をちまちまと服用していたのですが、てんで効き目なし。
 おっかしーなー、いつもならこれで一発で直るのになー、とぼやきながら薬箱の奥隅にあった、小さい頃から愛用していた『富山のはらぐすり』を服用してみました。すると、今迄難攻不落だった腹具合に、直る兆しが少し見えたではありませんか。しかし、薬が少なかったので、無くなった途端に元の状態に戻ってしまいました。

 これにヒントを得た私は、さっそく薬局に走り、『御嶽百草丸』を購入してきて服用すると、なーんと瞬く間に液状から固形になってきました。とまあ、ここまでが前置きです。オオ、なんとクドいんだ! とは言わないように。

 さて、本題。

 今迄我が家にあった『正露丸』は、カミさんがわが家に持ち込んだ薬で、本当のところ、私は苦手なのです。私は小さい頃から『富山のはらぐすりと』『御嶽百草丸』専門でした。やっぱり昔から馴染んだ薬がいいのかなぁ。と、勝手に納得しているのです。

 ところで、その『富山』と『御嶽』は基本的に同じような薬ですが、ちょいと違いがあります。何処が違うか知ってますか?・・・。
 最大の違いはコーティングです。コーティングしてあるのは『富山』の方。その為『富山』は口に含んでも味はしません。しかし、『御嶽』はコーティングしていないので、口に入れた瞬間すっげー苦いのであります。

 小さい頃、飲み込まないでずーっと舐めていたら10円やると言われて、むっちゃ我慢して舐めていた記憶があります。
 そーゆー訳で、私には『御嶽百草丸』が相性がいいらしいという結論が出ました。他の皆さんはどんな腹薬をご愛用なのしょうか。

※おまけ
今回購入した『御嶽百草丸』ですが、中身は同じなのですが、製造している製薬会社が2つあります。私は『長野県製薬』の方を買いたかったのですが、間違えて『日野製薬』の薬を買ってしまいました。自分が『長野県製薬』にこだわる理由は、小さい頃からウチにあったのがこれだという事と、パッケージがカッコいいし、何となく効きそうだからです。

※おまけ、その2
『御嶽百草丸』は丸薬がフツーですが、地元の店には『平板バージョン』が存在します。なんとあの色の平板が紙の包みに入っているのです。それをね、大体これくらいかなーって分量 を割取って服用するのです。冷えていると固いその薬は、温めると柔らかくなって、苦味が一層増すような気がします。





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ラベル:百草丸 正露丸
posted by サンタ at 20:58| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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