2013年02月12日

となりの山劇 No.047 ジャイアントコーン


もちろん大きなコーンですよね


 あまりよく知られておりませんが、通称「ジャイアントコーン」は、学名を『コーンオブガリバー』といい、南米アマゾン周域を原産とする多年草であります。

 我々が見る事が出来る乾燥した最終形態で、あの大きさである事から推測できるように、生の状態ではおよそ1.5倍の大きさの粒であり、1本の直径は約50センチ。長さは平均して約3メートル。1本の総重量は約75キロに達するものもすくなくありません。

 さらに、本体の原種茎の直径も同じように約40センチ。高さは10メートルに達します。従来これを収穫する際には苗の周りに櫓状に足場を組み、『Twoobie(トォビィー)』という特別な資格と免許を持つ職業の人たちがその上に軽々と昇って収穫していました。

 しかし、現在では数々の品種改良の結果、苗の高さが4メートルにまで落とす事に成功し、まるで藤かブドウのように横に広げる事に成功しました。

 その結果、収穫に特別な技術を必要としなくなった為、『Twoobie(トォビィー)』を生業としていた人たちのほとんどは職を失い、再就職が出来なかった人たちは皆公園で生活することになってしまいました。このような人々の事を現地では『Foolowmens(フーローメンズ)』と呼ばれ、水色の小屋に住むことが習わしとなっています。

 さて、そうやって収穫されたコーンは、粒をばらばらにします。それは村では女子供の仕事であり、一粒一粒丁寧に外された粒はそのまま軽く塩水で茹でられ、空気が乾燥した日を狙って天日で乾燥させます。

 この製法に関しては各々の村に先祖伝来伝わる秘法であると言うことで詳しくは分かっておりませんが、粒の乾燥しきる前を見切るのはその村の長老の役割であり、半乾燥した粒を油で揚げ、再び天日で乾燥させると完成となります。

 

 

 

 

 

 









 

 

 

 

 

 

 

 

ウソです





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posted by サンタ at 20:54| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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