となりの山劇 No.028 雨男を探せ

雨男の汚名を晴らすのだ


　ま、雨男（雨女）なんてのは、ただの迷信であると信じてはいるんですがね。たまたま旅行なんかに行った時に雨が降ると、誰かのせいにしたくなってくるのが人情ってなもんで（笑）。そうすると、不思議なことに必ず「誰か」があてはまってくるんですな。

　「あいつのせいだ、あいつは雨男（雨女）に違いない」

　一度そのレッテルが貼られたら最後、そのレッテルがいつまでもついてまわってしまうわけであります。しかも、再評価システムが機能していないものですから、汚名返上のチャンスはまずやってきません。てなわけで、自称他称構わないから、我こそは「雨男」だと自覚があるあなた、自首しなさい。密告、摘発熱烈的大歓迎。（笑）

　さて、そんな事を言っている自分だけど、周りの人は皆揃ってワシの事を雨男だと言う。だけど、弁解する訳ではないが、ワシ一人でツーリングに出かける時はホトンド雨は降らないのだよ。そりゃあ全くのゼロではないけど、たいてい晴れている。証拠は写真だ。ホラホラ、ちゃあんと晴れているだろ。

　ところがである。カミさんと行ったり、叔父と行ったり、友人と行ったり、団体で行動したりすると、何故か雨が降る。１泊２日で出かけた２日目は、かなりの確率で雨が降る。現在使用しているテントは、ダンロップの軽量登山仕様である。購入して当時はツーリングテントなんて物は存在しなかったのである。そのテントを購入してから３年間程はテントを張った夜は必ず雨が降ったと記憶している。もしくは、翌日は朝から終日雨が降っているという事も少なくはない。まさに降水確率１００％の呪われたテントと言われていたのだった。原因はテントか？。通称「雨テント」。

　なんだ、やっぱわしじゃないじゃん。エヘン。(^_^) ~~＼(--;) ｲﾊﾞﾚﾅｲｯﾃ





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