2013年02月11日

となりの山劇 No.023 スノボを始めた頃の話 前編


ついに自分の道具を買ってしまった話


 実はほんの出来心から始まったのでした。
 まず、ハード編。その年の元旦、ほんの暇つぶしに、スポーツ用品の「アルペン」へ行ったのであります。というのも、元旦のチラシでスノボの3点セットが19800円で出てたので、どんなものかなと見物に行ったのです。

 白状すると、スノボはその昨シーズンから後輩の若い衆に誘われて2度程行ったのだよ。その時のボードのレンタル代がけっこう高かったし、やっぱ自分の板が無いと不便なので、いっその事、安い板があれば早く買ってしまった方が後々得になるので購入してしまえという、ごく単純な損得感情でもって元旦の朝に丸太のような新聞と共にやって来るこれまた山のようなチラシを眺めていたのです。他にやる事無いし。

 さて、いざ店に行ってみると、さすがに元旦早々やって来る客は少なく、余裕で見物できたのは良いが、チラシにあった板はあまりにも安っぽく靴も貧弱に見えたので、とりあえず買わないで店を出て、そのまま「アルペン」のすぐ隣にあるスキー用品の「ヒマラヤ」へ行ってみると、やはり同じ価格帯の板があった。
 しかもアルペンで売っていた板よりも素人目に質が良さそうに見える。が、残念ながら色がちーとばかしチープで、好みではないのでやはり躊躇してしまったのだった。

 そこで「どーしよーかなー」と、長考の結果、5000円高いが、ケバい色の隣にあった黒い板を買うことに決めた。しかし、セットの靴は型が良かったのだが、あいにく私の足に合わなくて、履き心地を追及したら靴が5000円高くなってしまい、結果として3点セット29800円になってしまったのだ。予定よりも10000もオーバーだ。まあ、それでも8回使えば元がとれるだろうという計算だ。今年は既に2回使い、あと1~2回は使う予定があるので、このペースで行くと損益分岐点が好転するのは3シーズン目位だろうと予想できるが、それまでに挫折しないでいられるかどうかが問題だね。

 何はともあれ、若い衆に誘われて、この年になってからスノボを始めてしまったが、もしかするとラッキーだったかもしれん。今ならまだ体が動くから。





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posted by サンタ at 10:58| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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