軽い気持ちで出発したものの
はるか昔の話だが、あれは忘れもしない、11月初頭の頃であった。長野は木曽福島町内にある友人宅(実家)へ行く事になった。これは友人にとっては帰省になるのかな? 事の始まりは、友人の親父から「上(木曽駒スキー場)でログハウスを建てるから手伝いに来い」というお達しがあったからである。
「オレはバイク(ビラーゴ400)で行くけど、乗っていくか?」
「・・・いや、止めておくよ。」
友人はバイクを持っていない。
結局のところ私はバイク、友人は電車で行くことになった。しかも仕事の都合上、私の出発が夜中になってしまった。友人は先に行って待っていると言って、私より少し先に出ていった。
天気予報を見ると、取り敢えずは雨の心配はない。無いが、山の天気というのは気まぐれなのはよく分っているのでカッパと防水装備は忘れない。その当時、暖冬の影響か11月だというのに名古屋市内では暖かい日が続い ていたので、軽めのウインター装備で当時住んでいた名古屋市内池下のアパートを出発したのであった。既に日は暮れている。
第二話に続く→ お気楽に出発したら思わぬ刺客が!
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