2013年02月10日

となりの山劇 No.002 カエルのオコサマ


場所はヒミツです


 先月最終の日曜日、5月30日。おいらんとこのチビ助が突然何を思ったのか「伊吹山」に登りたいなんて言い出したんだわ。伊吹山ってのは自宅2階から見える山なんだけど、その日は曇っていて山の姿形も見えないの。こんなに近いのに山が見えないという事は、山に登っても景色が何も見えないんだよとか何とか説得して、伊吹山に登るのは中止。だって高い有料道路を登ったわ何も見えないわ寒いわじゃ~面白くないもん。それで、その代わりの提案として伊吹山の隣にある山に登ったのです。こちらの林道は「タダ」だし。(笑)

 伊吹山の隣の山っても結構くねくね道を登るんですよぉ、山頂というか峠に着いたら下界はやっぱしあんまし見えないのね。「ほら、何も見えないだろ?」と強引にチビを納得させて休憩してたら、どうやら小さな池を見つけたらしく、一緒に行こうと手を引っ張るものだからしぶしぶ付いていくと、何故こんな山の峠に池があるのだ?という感じで小さな池が2つあるのです。

 小道を通り池に近づくと、足元で何やらゴソゴソ音がする。何も見えないから気にしないでズンズン進み、そっと池の中を見ると、体長2センチ程の小さなおたまじゃくしが沢山泳いでいました。 ・・・という事はさっきガサゴソしてたのはきっとカエルなんだぁ。

 「おたまじゃくしが沢山いるねぇ」

 なんて、言っているまではよかったのですが、よくよく眺めると手で簡単にすくえてしまう程のすごい数みたいなんです。さらに池の底をよく見ると、直径50センチ程の黒い斑点が数個ある。最初それは落ち葉が池底で固まっているのかなと思ってたら、、、なんとその斑点は全ておたまじゃくしの集合だったんですわ。

 「ひゃ~~~~~~~~~~~」

 もう驚いたのなんの。恐らく何万匹、何十万匹といるんだろうねぇ。そこで初めて池の上を見たら、木の葉っぱのとこに握りこぶし程の泡の塊が至るところにあって、まるで白い泡の実をつけているかのよう。図鑑ではよく見るんだけど、実物を見たのは初めてだなぁ。

 これだけのおたまじゃくしが全部カエルになるのだろうか。なったところを想像してみたいような、みたくないような。。。(爆)

 あれは貴重なものかもしれないので、場所は教えません。





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ラベル:カエル
posted by サンタ at 13:32| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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