2013年02月09日

山劇 No.110 引っ越すぞ! 2

山劇/となりの山劇シリーズ
さっそく物件探しを開始します

 まずはミニミニへ行く。そこでこちらの条件を一通り並び立ててからその条件に似合った物件を探してもらうと、一番最初に出てきたのがなんとウチのアパート!。これには夫婦共々笑っちゃった。

「あはははははははははは・・・」
「何かありましたか?」
「ご免なさい。ここね、今住んでいるアパートなの。」
「あぁ、そうでしたか。」

 取り敢えずその物件だけは引っ込めて貰って、それと同条件で探してもらうものの、あんまりパッとしない。同じような条件なら、現在住んでいるアパートが一番条件が良いのである。わかってはいたが、改めて認識した。

 申し訳ないが、条件に合った物件が見つからなかったので、その足でニッショーへ行き、再び条件を話して探して貰った。するとね、正直な感想だけど、この2店舗に限って言うとミニミニよりもニッショーの方が持ちダマが多いなと感じた。
 それでもやはり新居探しは難航し、取り敢えず現在の家賃とほぼ同じで広さも同じ、ただ、ちぃーとばかし古いかなという物件。そして、家賃が上がるけれど、流行のコーポタイプで築年数が比較的新しいという物件の2物件を見せて貰う事にした。

 先ずは新しい方の物件。ここは現在住んでいるアパートから直線にして500メートルくらい離れているのかな。駅からは若干遠くなるのかもしれない。でも、周りが静かでね。日当たりも申し分無いし、近くの小川が絶好の散歩道になるし、環境的には悪くない。ただ、小学校からは遠くなるので、通学集合時間が20分位早くなってしまう。その代わり、目の前に中学校と町営図書館がある。また、すぐ近くに大型ショッピングや本屋があるし、いいんじゃないかな?。

 間取りはオール6畳の3DK。設備は流石に新しい。でも何となく現在よりの狭く感じるのは確か。というのも、設備やベランダを含めた総合的な広さで言うと、現在のアパートの方が確かに広い。でも、その分押入れが広かったり、洗濯機が室内に設置できたり、更衣室が広かったりするので、その分を考慮すると『若干』狭いという評価になる。でも、何より全室に窓があって明るいという点が好印象だった。

 余談だけど、このコーポは2軒×2階の4軒集合タイプで、敷地内には2棟建っている。でも、現在そのウチの半数である4軒がアキになっている。特にウチがいいなと思って見せて貰った方の棟は4軒中3軒空いている。何故なんだろう?。

 次に古い方を見せてもらう。実はここはウチのアパートから本当に目と鼻の先で、お互いによく見える場所である。当然町内会も同じ。でも、10年前に現在の場所に引越してくる時にも確か比較した筈。その結果 現在住んでいるアパートを選んだからには何かがある。そう思い出しつつも営業マンの後ろについていった。

 見せて貰った部屋は以前見た部屋とは違い幾分かは広い。キッチンは8畳相当はあるしベランダも思ったよりも狭くない。しかし細部を点検していくと、相当にヘンな設計である事に気がついてきた。

 まずはキッチンで例に上げると、モノの置き場所が無いのである。8畳の広さがあるのに関わらず、一方は玄関だし、一方は隣の洋室の入り口だし、もう一方は和室と繋がっている。そして、キッチンにトイレのドアが直に繋がっているし、手洗い洗面がキッチン側の壁に直に作り造られている。キッチンのガス台辺りには換気扇が存在するものの、レンジフードが存在しない。キッチンにつきものの吊り金具はシンクから完ぺきに離れた場所に設置されている。要するにモノが置ける壁面が殆ど存在しないのである。

 さらに、建物の躯体が鉄筋なので仕方がないかもしれないが、部屋の中に柱が出っ張っているは、天井の梁が変な場所にあるわで、背が高いウチの家具を収める場所が無い。中でも一番ネックなのが、キッチンの隣の7畳相当の洋室。この部屋には窓が一切無く、日中でも暗くて気味が悪い。

 やはり、10年前に感じた違和感がそのままあり、やはり避けたほうがいいだろうという結論になった。さて、このような状況の中、果たして無事に引っ越しができるのか?。この続きは以下次号で。






関連サテライトサイト


ラベル:引っ越し
posted by サンタ at 23:40| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください