2013年02月09日

山劇 No.108 実録!バカ大家 8

山劇/となりの山劇シリーズ
バカ大家の本性がどんどんバレる

 続編だよん。とてもとても文章として整理しきれない。とにかく延々と3時間も電話で喋りまくっていたのです。こうなると、どちらが根負けするのか。とことんイッタレという感じです。

 まずは、かの『車ペンキ事件』から。ご存知の様にウチの車はディーラーでさっさと済ませてしまい、教授のBMWはいつまでたってペンキが付きっぱなしで放置状態。それでいざ修理の日が決まって、車の引き取りの日を決め、代車を用意するのが時間も朝の8時と決めたのに関わらず、大家はその時間を自分勝手にすっぽかしたんだね。

 1時間たっても来ないから仕方無く、教授は待ちきれずそのままBMWで出勤した。その日約束の時間に遅刻したバカ大家が言った理由が、「いつも車に乗って仕事に行かないみたいだから少しくらい遅れてもいいと思った」などと、悪びれず堂々とのたまったそうだ。アホか。しかもな、その肝心の約束の時刻に、大家んとこの娘を大学へ車で送って行くのを目撃されているぞ。つまり、車の引き取りよりも自分んちの個人的な都合を優先したということなんだよ。

 それで、大体がポリマーシークって言うのがせいぜい1年くらいしか持たないと言うから、そんな事では不便。そもそも一旦処理を施したが最後、ある程度は処理を続けないといけないという事になるとその時の費用もばかにならない。保険屋の話でも、保険で支払うことが可能なのは今回の1回分だけだと言うから、ウチはなるべく効用期間が長い3年保証という加工を希望し、滞りナシに完了したのである。

 この話は教授も知っているので、大家のウチの工場で依頼する際に「3年間保証して下さい」という事を言うと、「大丈夫です、任せて下さい」などと軽い調子で引き受けたという。それからいざ車を出す際にすったもんだして、BMWが戻って来た時にその『3年』という事を念を押してみると、

「普通のがかけてあります。」

「3年保証するという話ではなかったのですか?」

あんなの1年も3年も同じですよ。

「3年と言ったって、半年に1度は自分で処理する必要があるのですよ。」

「それなら3年という話はどうなったのか?」

「とにかく大丈夫ですから。」

 何それ?。

やはりこのバカ大家は口約束も守れない。

 全く話にならない。ちなみにその会話中の『半年に1度・・』という部分はどうやらウチの事を言っているらしいのだが、そんな面 倒な話は一切ない。ただ、半年に1度『光沢度』の測定を無料で行って、光沢度が基準(70%らしい)よりも落ちていたらこれまた無料で再処理を行ってくれるという契約書があるし、確認して念を押してある。後にそういう話をバカ大家にしたら「そういう所もある」だそうだ。既にアンタの信用はこれっぽっちも無いんだよ。

 そんなこんなで教授とバカ大家の話がズレ込んで行ってしまい、教授が「きちんと話を納得できない限り保険の書類に印を押さない」と言って用紙をそのまま大家に押し戻したところ、それからずーっと音沙汰が無く、すっかり忘れた頃に大家がやってきて渋々『3年間保証します』という念書を書く事と引き換えに印を押したそうな。でもね、その『3年間』という内容がまた口約束だからアヤシイものだが、気休めにはなるかも。

 それからまたまた後の話。たまたま用事があってBMWをディーラーに持っていったところ、その担当者が車を一目見て「何このムラムラなポリマー加工は?」「むっちゃくちゃじゃない?」等と言われ、「何処でやったの?」という問に答えかねて笑っていたら、リアガラスに『○○自動車』というステッカーを発見したそうだ。

「あ~~~~~、あの○○さんとこね。」

「あんな所によく頼めたね。」

「あそこは使っている液が古いからね。」

 そんな事を言われたものだから教授は、たまたまアパートに大家が来ている時に捕まえて、『ムラムラ』『むっちゃくちゃ』『液が古い』という聞いた通りの内容を尋ねると、逆に、

外車のディーラーは、よくそういう言い掛かりを言うんですよ。自社でないとわかるとけなすんです。」

 ヌケヌケとこんな事を言ったそうである。それでも、実際にウチのディーラーでもバカ大家のとこの○○自動車の事は知ってはいた。以前このディーラーにバカ大家がコーティングの営業に来たそうな。その際、とても仕事を頼みに来る態度では無かったので門前払いしたと言っている。果たしてどちらの話が信用できるのか。一目瞭然であろう。

 それからこんな言葉もある。

「あまり長い期間居座られると損するから5年くらいで出ていって欲しいと思っている」

「私のやり方に合う人だけが住んでくれればいい。」

「いずれは○○さん(前の大家の名前)が入居させた住人ではなく、私が審査して入れた住人のみにしたいと思っている。」

「集合郵便受けにイタズラするのはここの住人で、紳士ヅラしてやってやがるんだ。」

「細かいことをいちいちガタガタ言ってくるのはおたくだけだ。よっぽど暇なんだな。」

 実際心に思っていても、人に話すような言葉ではないわな。

 引き続き掲示板の内容を確認していくと、駐輪場の移動は奥の位置にするつもりだとか、『西側へ移動』という駐車場の件は、土地の地主との賃貸借契約が成立していないとか、現在1階の駐輪場の場所を自分トコの事務所にしていろいろ見張ろうと思うとか、僅か1日も持たなかった監視カメラの件は人知れずこそっと取り付けようと思うとか、とんだ話をしている。

 話を長々と聞いていると、取り敢えずは住人の為にと思ってやっているという事はわかる。ゴミ袋にしても、監視カメラにしても、何事も公平にしようとする所も、一応はわかるし、決して間違ってはいない。きちんと説明を聞けば納得できる。だけどその実施方法と、頼み方や口ぶり。説明と、何と言っても態度が最悪。この際だから無駄を承知で、住人への口の聞き方とか、掲示板の書き方とか、トラブルの起こらない方法とかを、一つ一つ懇々と説いてやった。

 それでも一つだけ直らないものがある。それは大家の性格そのもの。とにかく短気もいいところ。電話でも「昔だったらそんな事を言う奴はその場でボコボコに殴り倒していた」とか言う。目には目を、歯には歯を。言われたらやり返す。売り言葉に買い言葉。それで、結局は『自分が気に入らないものは排除したい』という考えが根底にある限り何を言っても直らないし、改まる訳が無い。
 それにしてもよくもまぁいろいろ喋りまくるものだ。喋らなければ角が立たない事まで喋る。ある意味正直なんだと思う。ただ、その上に『バカ』がつくが。

 それでどうしようか。本当にコンサルティングとやらが来ても面白いとは思うけれど、最後はこうやって人を『脅す』人でしょう? まぁ、来たら来たでいきなり警察沙汰になってそれこそ即民事ものでしょう?

最近の裁判は大家側に厳しいぞ!

 今回の件でもういい加減見切りをつけた方がいいのではないかと思うようになってきたのでした。あの『バカ』にザマーミロと思われるのもシャクだけど、こんな事ばかりで時間を取られる事自体が惜しい。まさに『バカ』に付き合っている暇は無いのである。

次回、急展開。






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ラベル:バカ大家
posted by サンタ at 23:19| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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