2013年02月07日

山劇 No.088 サンパークランドの謎

山劇/となりの山劇シリーズ
道を決めないで走るのも結構楽しい

 私は、家族を捨てて一人で走りに行ってしまう時もたまにはあるけど、その外の大半の休日は以下に紹介するような事をしています。

 半年くらい前かなぁ、本屋に行ったら「子供と行く岐阜遊び場ガイド」という本が売っていてね、その本は岐阜県内のいろんな遊び場が紹介されていて、その殆どは無料、もしくは格安の遊び場で、子供と行くと楽しそうな場所が紹介されていた。私は「こりゃええわ」と即座に購入し、今年の夏の休日になると紹介されている場所を、それこそ一日にトリプルヘッダーで片っ端から行ってきた。

 夏のある日の事、「郡上八幡サンパークランド」という公園に目をつけ、朝も早くから車で出掛けたのであった。郡上八幡へは通常、国道156号線で行くのだが、ウチからすると、うっとうしい岐阜市内を通ることになるので、その部分だけ高速でパスすることにする。岐阜の人達は普通、郡上ごときで高速は使わない。あれを使うのはむしろ名古屋方面の人が多い。(あぁ、今年のスキーシーズンが怖い)
 国道21号線の「岐阜各務原インター」から東海北陸自動車道に乗り、「美濃インター」でさっさと降りてしまう。ここまで来ればもう大丈夫。あとは長良川の流れを横目に眺めながら国道156号線をひたすた北上するだけだな。国道156号線は信号が少なく、流れは良く、快適に走る。そんな調子で美並を通過しドライブイン大滝苑を過ぎると、間もなく郡上八幡に到着する。ウチから郡上までは2時間とかからない。

 郡上八幡は道の分岐点になっていて、国道156号線はそのまま白鳥方面へ、国道472号線は明方方面へ向かっている。国道472号線はさらに国道256号線へと分岐し、飛騨金山方面へと向かっている。目指す郡上八幡サンパークランドは国道256号線方面にある。・・・らしい。

 郡上の町中の分岐点から国道256号線に入ると、道は途端に薄暗い森の中に入り、次第に勾配がきつくなり、低速ヘアピンカーブが続く峠道となってきた。車にはキツイ道だ。車ではキツイがバイクで来ると楽しそうだ。でも、見通しが効かないのでスピードは出せないだろう。その峠を過ぎると道はなだらかになり、見通しもよくなる。暫く走ると鍾乳洞とサンパークランドの案内看板があり、細い道を左折する。サンパークランドへの駐車場への道は多少複雑で、割と細い箇所もあったりして、少々心細くなるが、あっけなく駐車場に到着した。

 さて、目指すサンパークランドだが、はっきり言ってアテ外れ。入場料自体は無料だが、とにかく設備が古い上に料金が高いし、たまたまなのかもしれないが、その場に居たのは自分の家族を含めて2家族だけ。あまりにも寂しかった。

 とりあえずベンチに座って持参した弁当を食べ、とりあえず一つだけ、国内最小という触れ込みの観覧車に乗った。外に子供が遊べる施設も見当たらないし、どうも間が持たないので、早々に退散する事にした。ついでに隣接の鍾乳洞にでも入ろうかとも思ったが、幼児にはつらいかもしれんと思って結局止めた。ぐづつかれたら大変な事になりそうだし。なんだかんだでそのまま帰ったのでした。ちゃんちゃん。



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posted by サンタ at 23:29| Comment(0) | 本家山劇/となりの山劇 | 更新情報をチェックする
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